くらしと経済 〜2012年放送

9月28日(金)お弁当で自然解凍!進化する冷凍食品

(金城)
こんにちは。金城わか菜です。
手軽に調理できて美味しい冷凍食品。誰もがお弁当に使用したことがあると思います。
今回は、冷凍食品にまつわる話題を紹介します。
話を伺うのは、野村証券那覇支店支店長の田辺稔さんです。

(田辺)よろしくお願いします。

(金城)
田辺さん、最近の冷凍食品は簡単にできるだけでなく、本格的な料理の一品になるので、スーパーに行くと、ついつい冷凍食品のコーナーに立ち寄ってしまいますよね。

(田辺)
そうですね。そもそも、冷凍食品は、さまざまな商品の品質、味や風味、歯触り、色、香り、栄養、衛星状態などを採りたて作りたての状態で長期保存するための技術として生まれました。
また、世界共通の定義ももっているんです。

(金城)
その世界共通の定義というものを教えてください。

(田辺)
冷凍食品の定義には、「下処理してある」「急速凍結してある」そして、「適切な包装がしてある」「品温をマイナス18℃以下に」という4つがあげられます。
また、マイナス18℃以下で保存すれば、製造後約1年間は最初の品質がそのまま保たれます。

(金城)
なるほど。より低い温度で管理することが重要ということですね。
ところで、日本の冷凍食品の市場規模はどのくらいなんですか。

(田辺)
社団法人日本冷凍食品協会によると、2011年の冷凍食品国内生産の数はは、141万7,907万トンでした。これは、2009年から2年連続で増加し、3年ぶりに140万トンを上回りました。売上金額も増えています。

(金城)
増加傾向にあるんですね。
では、消費量はどのくらいになるんですか。

(田辺)
2011年の国民1人当たりの消費量は、20.1㎏です。冷凍食品王国といわれるアメリカでは、国民1人当たりの年間消費量は69.1㎏ですから、それに比べたら、日本人は少ない方と言えるかもしれません。

(金城)
2007年から2009年にかけて減少していますね。

(田辺)
そうなんです。2008年に中国製冷凍ギョウザ問題が起きたことの影響で2009年は冷凍食品全体の消費が落ち込みました。

(金城)
なるほど。それが今は冷凍食品も進化し、また回復してきているわけですね。

(田辺)
おっしゃる通りです。コロッケや春巻きなど、これまでは冷めたら食感が悪くなるのを技術の革新で解消しました。さらに、技術的には相当苦労したそうですが、自然解凍食品の開発も見逃せません!

(金城)
朝、お弁当に冷凍のおかずをカップごと入れておくと、昼食の時には自然解凍でちょうど食べ頃になっているんですよね。私も重宝しています。

(田辺)
自然解凍食品は、「熱を加えずに調理できるものがあれば便利」という発想から自然解凍食品のコンセプトが生まれたそうです。
ちなみに、人気メニューは「ひじきの煮つけ」や「きんぴらごぼう」などの”おふくろの味”だそうです。


(金城)
なるほど。最近では”弁当男子”も増えてきていると聞くので、是非利用してほしいものですね。
今回は、冷凍食品にまつわる話を伺いました。
田辺さん、ありがとうございました。

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