くらしと経済 〜2012年放送

10月19日(金)安心・安全で広がる オーガニック化粧品市場

(金城)
こんにちは。金城わか菜です。
食品や衣類などにみられる「オーガニック」。
オーガニック商品の中でも近年、化粧品が注目されていて、市場規模は年々増えています。
今日はオーガニック化粧品について野村證券那覇支店支店長の田辺稔さんに伺います。よろしくお願いします。

(田辺)よろしくお願いします。

(金城)
「オーガニック化粧品」と聞くと、肌に優しい印象ですね。
そもそも「オーガニックの野菜」なら「有機栽培の野菜」ですが「オーガニック化粧品」となると「自然由来の成分を中心にした化粧品」ということでしょうか?

(田辺)
さすが金城さん詳しいですね。化学成分を含むものに比べてオーガニック化粧品は刺激が少ない場合が多く、敏感肌やアトピーの人などに副作用が少ないメリットがあります。ちなみにオーガニックの野菜だと、農林水産省の定める有機JAS認定の取得が必要ですが、オーガニック化粧品について日本ではまだ法的な定義や規制はないんです。

(金城)
そうでしたか。とはいえ「肌に優しい」オーガニック化粧品ですから、その消費は惜しまないという女性は多いかもしれませんよ。

(田辺)
そうなんです。「オーガニック化粧品を使いたい理由」についてのデータによると、40歳前後の女性は「低刺激」「安心安全」「効果がありそう」だからと答えています。しかも同じ世代の35%が、1か月あたり「1万5千円以上」を化粧品の購入に使っていると答えています。

(金城)
肌の調子を維持するためには投資もいとわない女心ですね。
その市場規模はどの程度あるんですか?

(田辺)
このデータを見ると、オーガニック化粧品市場の規模は年々増加していて2012年には987億円まで拡大することが予測されています。不況や節約志向がある中でも成長株なんです!

(金城)
ところで、オーガニック化粧品はヨーロッパが発祥で、外国製というイメージですが、いかがですか?

(田辺)
はい。発祥の地といわれているのはドイツです。ドイツはもともとハーブ療法が盛んで、化粧品に配合されたハーブの効果について医薬品とほぼ同じ表現が認められています。このあたりは、薬事法で規制されている日本とは違いますね。
日本はというと、2005年に薬事法改正による規制緩和で、海外のオーガニック化粧品ブランドが次々に日本に上陸しました。

(金城)
国産のオーガニック化粧品はあるんですか?

(田辺)
国内でも本格的に国産オーガニック化粧品に取り組む企業が出てきています。ただ日本ではオーガニック化粧品の認証制度が十分ではないため、化粧品メーカーが海外の認証制度を導入する動きも出ています。

(金城)
消費者にとっては、厳しい基準が設けられていることが安心につながりますし、国産のオーガニック化粧品の拡大には「第三者機関による認証」が今後必要になるんでしょうね。

ではここで野村證券那覇支店から
セミナーのお知らせです。

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