くらしと経済 〜2013年放送

9月6日(金) ITを駆使して進化する「交通」新時代

(金城)
こんにちは、金城わか菜です。
IT技術を駆使して、自動車事故を未然に防ぐ時代がやってきました。
今回は、進化する交通の最前線についてお話を野村證券那覇支店 
支店長の田辺稔さんに伺います。

(田辺)
よろしくお願いします。

(金城)
田辺さん、自動車事故を未然に防ぐとは、どういうことでしょうか。

(田辺)
最近、車内に搭載したカメラやセンサー、レーダーなどで先行車や歩行者、障害物を感知し、衝突を回避することが出来る車があるのをご存じですか。

(金城)
CMでもよく見かける「自動ブレーキ」を搭載している車のことですね。

(田辺)
そうです。
これまでは、シートベルトやエアバッグなど事故後の被害を軽減するものが中心でした。
しかし、近年では、IT技術を駆使して事故の発生そのものを未然に防ごうという傾向になりつつあるんです。

(金城)
なるほど。
事故が未然に防げるのはいいことですね!
そのIT技術についてもっと詳しく教えてください。


(田辺)
先ほどの、自動ブレーキもIT技術を駆使してできたものですが、他にも、車の最終形とも言われている、ハンドルを握る必要のない「自動走行車」があります。

(金城)
自動で走るとは、まるでSF映画のようですが、どのような仕組みになっているんですか。

(田辺)
人は運転席に座っていますが、一切操作せずに、車体の前後に搭載したセンサーで車線を区切る白線を読み取ってハンドル角度を調整し、走行車線をキープします。

(金城)
なるほど。これは速度も自動ですか。

(田辺)
もちろんです。
障害物や渋滞があれば安全な速度に減速もしますし、前方車両との距離はレーダーで観測し、アクセルとブレーキを操作して一定に保ちます。

(金城)
これは自動車事故だけでなく、渋滞も減るでしょうね。

(田辺)
そうなんです。
他にも、ITSスポットという言葉を聞いたことがありますか?

(金城)
ITSスポットですか?
それは何でしょうか。

(田辺)
ITSスポットとは、ETCと同じ通信技術で、ドライバーに多用な情報サービスを受けられる道路上のエリアのことを言います。
(金城)
このITSスポットによって、
何が出来るのですか。

(田辺)
ITSスポットと車に搭載された対応のカーナビにより、広範囲の渋滞データで賢くルートを選択するダイナミックルートガイダンスや、道路上の落下物情報の提供、事故多発地点の注意喚起を行い、安全運転支援が出来るようになります。

(金城)
実際、実用はされているんですか?

(田辺)
はい。
2011年に、高速道路上を中心にITSスポットを全国およそ1,600カ所に設置し、サービスを開始しています。

(金城)
なるほど。
IT技術によって、より住みやすい環境がつくられていきそうですね。

(田辺)
そうですね。
他にも、ドライブスルーに着く前に車に搭載された端末の画面でメニューを見て注文し店舗では商品を受け取るだけのキャッシュレス決済なども可能になります。

(金城)
それは、とても便利ですね。
今後、IT技術を使った「交通」の益々の進化が楽しみです。
では、ここで野村證券からセミナーのお知らせです。


(田辺)

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