くらしと経済 〜2013年放送

11月15日(金)手紙文化復活に向けて日本語について考える

(金城)
こんにちは、金城わか菜です。
11月23日は「いいふみの日」手紙について考える良い機会です。
今回は、手紙文化の現状について
お話を野村證券那覇支店 支店長の田辺稔さんに伺います。

(田辺)
よろしくお願いします。

(金城)
田辺さん、「いいふみの日」について教えてください。

(田辺)
わかりました。
突然ですが、金城さんは、友達や身近な人から直筆の手紙をもらったら嬉しいですよね。

(金城)
はい。とても嬉しいです。
特に、直筆だとその人の思いやぬくもりが伝わってくる感じがします。

(田辺)
そうですよね。
金城さんがおっしゃったように手紙の大切さを思い出す日として、特別な日が「いいふみの日」というわけです。
実は、毎月23日は「ふみの日」として、郵政省により定められているんです。

(金城)
なるほど。
しかし、最近では電子メールやSNSなどで便利にコミュニケーションが取れる時代になっています。
やはり、手紙を書く人は減ってきているのでしょうか。
(田辺)
文科省によると、中学3年生に「ハガキの表書きの記載方法」を調査したところ、正しく回答できた子どもは74.2%でした。
このことからも、手紙やハガキを書く機会が減っていることが伺えますよね。

(金城)
今は、子どもの頃から、携帯電話やパソコンを使う時代ですからね。
手書きの文字を書く機会も減っているのかもしれないですね。

(田辺)
はい。こうした状況を受けて、最近では、子ども達に手紙やハガキの書き方を教える取り組みが広がっています。

(金城)
それは素晴らしい取り組みですね。
子どもの頃に正しい書き方を身に付ければ、大人になっても忘れることはなさそうです。

(田辺)
おっしゃるとおりです。
ある調査によると「手書きで手紙は書くようにすべき」という回答は、若年層のほうが多いという結果がでていますので、若い人の手書きに対する意識は高いようです。

(金城)
若い世代で意識が高まっているのは、とても良いことですね。
手紙を書くことで、文章力や正しい漢字の使い方も身に付けられたら良いですよね。

(田辺)
そうですね。
また、手書きの文字を書くうえで、筆記用具はかかせないのですが、最近の文具・事務用品市場では、おもしろい結果が出ています。


(金城)
それはどういった結果ですか。

(田辺)
ある調査によりますと、国内の文具・事務用品市場は、年々縮小傾向にあるのですが、ノートやボールペンの市場は2009年度から拡大しているのです。

(金城)
それはどうしてですか。

(田辺)
リーマン・ショック以降、会社がコスト削減のために社員用の文具を購入しない企業が増えたのですが、その結果、自分で文具を選ぶ大人が増え、文具の魅力に気づき、こだわるようになったからだそうです。

(金城)
なるほど。
この機会に皆さん、「ふみの日」に大切な方へ手紙を送ってみてもいいかもしれませんね。
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(田辺)

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