くらしと経済 〜2014年放送

8月22日(金)新ジャンル日本酒も登場!用途開発進む「米」の世界 

金城)
こんにちは。金城わか菜です。
最近、品種改良や用途開発によって、お米に新たな可能性が生まれているようです。
お話を野村証券 那覇支店 支店長 井上剛さんに伺います。

(井上)
よろしくお願いします。

(金城)
最近米離れが話題にあがりますが、井上さんはお米とパンのどちらをよくたべられますか?

(井上)
私は米派ですね。

(金城)
さて最近では品種改良の技術が進んでいて、様々な種類のお米が作られているようですね

(井上)
そうなんです。例えば、外食産業やコンビニ弁当などに多く使われる「多収穫米」というお米があります

(金城)
多収穫米ですか。普通のお米と比べてどのくらい多く収穫できるんでしょうか?

(井上)
こちらをご覧ください。コシヒカリと比べると、「穂、1本あたりの粒の数」が2、3倍にもなるんです。それにより大量収穫ができ、販売価格を安くできるんです。
さらに粒が大きいため、丼物と相性が良く大手牛丼チェーンなどがこの多収穫米を採用しているんです。

(金城)
なるほど。最近、外食をする人が増えていますから、「多収穫米」の需要は今後も増えそうですね。

(井上)
そうですね。
他にも注目されているのが「低タンパク米」や「高機能性米」というお米です。

(金城)
高機能性米とは、どんな特徴を持っているんですか?

(井上)
「高機能性米」は普通は除去される「糠(ぬか)」に含まれている健康成分が入ったお米なんですよ。こちらを見ると、2013年の消費量が前年と比べ約2倍の2万2500トンにまで急増していて最近人気を集めているんですよ。

(金城)
図を見るとすごい伸び幅ですね!その要因とはいったい何でしょうか?

(井上)
ダイエットメニューが大評判になったある企業の社員食堂に高機能性米が採用されたり「免疫力を高める物質が多く含まれている」という研究発表があり人気を後押ししてるんです

(金城)
お米にはまだまだ隠された力がありそうですね。
ところで、お米には主食用以外にも、日本酒などにも使われていますよね。

(井上)
はい。最近、日本酒の分野で、新ジャンルとも言える商品が開発されたんです。通常の日本酒のアルコール濃度は17度程度なのに対し、約30度まで高めることで、旨みが調和したまったく新しい味わいになっているそうです。
生産が追いつかないほど大好評だったようですよ。

(金城)
なるほど。低迷していると言われる日本酒市場に良い影響をもたらしそうですね

(井上)
また、米粉の分野では、技術の進歩により和菓子だけでなく、パンなどの洋菓子にも利用されるようになりました。

(金城)
また、小麦粉の値段も高くなっていたので、小麦粉に代わるものになれば、お財布にも優しいですね。

(井上)
おっしゃる通りです。実際、小麦粉に代わり、米の需要を拡大させようと国をあげて動いているんです。

(金城)
なるほど。お米の力で日本の経済が活性化できそうですね。
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(井上)
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(金城)
今日はお米の将来についてお話していただきありがとうございました。

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