くらしと経済 〜2014年放送

8月29日(金)エアバッグも登場! 進化するチャイルドシートの最新事情

(金城)
こんにちは。金城わか菜です。
小さいお子さんがいる方にとって、車を運転するときに欠かせないのが、チャイルドシート」ですよね。
今日はチャイルドシートの最新事情について村証券 那覇支店 支店長の井上剛さんに伺いたいと思います。

(井上)
よろしくお願いします。

(金城)
井上さん、6歳未満のお子さんを対象にチャイルドシートの着用が義務となって、今年で15年になります。
実際、どのくらいの方がチャイルドシート使用率はどうなっていますか?

(井上)
チャイルドシートの使用率は61・9%で過去最高となっているんです。

(金城)
なるほど。以前に比べると大きく改善されているということなんですね。
ですが、およそ6割ということは、10人に4人はチャイルドシートを
使用していないということですよね?

(井上)
そうなんです。
こちらを見ると「車両シートにそのまま座らせる」という方の他にも、「チャイルドシートにそのまま座らせる」というように、チャイルドシートがあっても
しっかり使用させない方もいるんです。

(金城)
そうですか。
また、「大人用のシートベルトを着用」という方も7・5%いますが、体の小さなお子さんの場合、シートベルトが首にかかると、非常に危険ですよね。

(井上)
ええ。絶対にさせてはいけません。
また年齢別のチャイルドシート使用率を見てみると、1歳未満が83・4%、
1歳から4歳は63・6%、5歳は40・5%、というふうに年齢が上がるとともに使用率が下がっているんです。

(金城)
やはり、お子さんが小さい時は、親御さんの意識の高さが表れていますが、お子さんの成長とともに意識が薄れてしまうのかもしれませんね。ところで、日本のチャイルドシート市場はどのようになっているのでしょうか?

(井上)
チャイルドシートの国内出荷台数は2009年から一時は減少しましたが、
2011年からはわずかではありますが増加しているんですよ。

(金城)
少子化と言われる中で健闘しているんですね。その要因とはなんでしょうか?

(井上)
やはり、1番はチャイルドシートの着用義務化が普及・浸透してきたことです。
また、この着用を怠ると、反則金はないものの、運転免許の点数に影響するため、
認識を強くしているのかもしれませんね。

(金城)
なるほど。



(井上)
そのほかにも、ここ数年の主な傾向としては、赤ちゃんから7歳くらいまで使用できる、対応期間の長いタイプのものが増えてきました。

(金城)
具体的にどのような機能があるんですか?

(井上)
赤ちゃんがゆっくり眠れるリクライニング機能付きの平らなベッド型で、360度回転するという機能がついているんです。

(金城)
なるほど。乗り降りの際には便利そうですね。その他に、新しい機能を持った
チャイルドシートはありますか?

(井上)
ある会社が「エアパッド」という前面衝突だけでなく横からの衝突に着目し、
エアバッグの製造技術を応用した新製品を販売しました。
通常はクッションとして機能する一方、衝突時には、内部の空気を逃がしながら衝撃を吸収するハイテク仕様なんですよ。

(金城)
なるほど。チャイルドシートの使用率だけでなく、本体の機能も向上しているんですね。

(井上)
そうです。このように双方の意識が向上すれば、万が一の場合でも、最悪の事態を防ぐことにつながるんです。

(金城)
これからチャイルドシートを選ぶ際は、機能に注目してみるのも良いかもしれませんね。井上さん、本日は貴重なお話、ありがとうございました。

(井上)
ありがとうございました。

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