くらしと経済 〜2014年放送

10月17日(金)太らない砂糖?「希少糖」の持つ大きなインパクト!

(金城)
こんにちは。金城わか菜です。
今、肥満を抑えると言われる、「希少糖」という砂糖が注目を集めています。
「希少糖」の持つ驚きの可能性について
お話を野村證券那覇支店 支店長 井上剛さんに伺います。

(井上)
よろしくお願いします。

(金城)
今年の夏も猛暑続きでしたが、暑いときに体を動かすと普段よりずっと体力を消耗しますよね
水分補給も大事ですが、そんなときは甘いものが欲しくなりますね。

(井上)
人間は糖や脂肪酸をエネルギー源にしているので、それがなくなると動くこともできなくなります。ですから疲れたときに甘いものが欲しくなるのは自然な欲求といえるんです。

(金城)
糖分というと、ついカロリーの事を気にしてしまいますが、人間の活動源として欠かせないものなんですね。

(井上)
そうなんです。
他の栄養素は体内でエネルギーに変わるまで時間がかかりますが、糖は摂取されると、
数分で血糖値を回復させるのです。
病院でブドウ糖を点滴するのも、そういった即効性があるからなんですよ。




(金城)
そうなんですか。ダイエットなどで、
いたずらに糖の摂取を避けるのは
あまり好ましくないかもしれませんね。

(井上)
はい。しかし今、カロリーを気にしている方にぴったりの砂糖があるんです。
それは、カロリーがほぼゼロなのに、
ちゃんと甘みもある「希少糖」と呼ばれる砂糖です。

(金城)
聞いたことがあります!
甘いのにカロリーがないとはダイエット中の人には朗報ですね!

(井上)
希少糖はその名の通り、自然界にわずかしか
存在せずほとんど市販もされていませんでした
ところが香川県の大学が2002年に
「D‐プシコース」という希少糖の量産技術を確立し、現在では全国で市販が可能になったんです。

(金城)
そうなんですか。
「希少糖」について詳しく聞かせてください。

(井上)
先ほどお話しした「D‐プシコース」という
希少糖には内臓への脂肪蓄積を抑える効果や、
さらに悪玉と善玉のコレステロールの
バランスを改善する効果があるんです。

(金城)
なるほど。
肥満になりにくくなるということですね。


(井上)
その通りです。お菓子などに使われる砂糖と、
希少糖を合わせて摂取すると内臓脂肪が減少することが確認されました。

(金城)
それはすごい!
それだけ有望な食品となると、今後の急速な市場拡大が期待できそうですね。

(井上)
おっしゃる通りです。
希少糖の市場規模は、昨年には数字にできないほど小さかったのですが、今年には急速に伸び14億円になると見込まれています。

(金城)
かなり注目の市場といえそうですね。
今後の動向に期待したいですね!

(井上)
こうした市場急拡大の背景には、量産技術を確立した香川県の積極的なアピールがあったんです。
こちらをご覧いただくとわかるように、
香川県は産官学一体で希少糖を育てようとしていて、今後、県の産業や観光の活性化にも大きな役割を果たすことが期待されています
さらには肥満者の多い米国などへの世界展開も計画されています。

(金城)
香川県発の技術が世界へ羽ばたく日も近いようですね。
それでは野村証券からセミナーのお知らせです





(井上)

(金城)
本日は、興味深いお話、ありがとうございました

2014年 記事一覧へ戻る