くらしと経済 〜2015年放送

8月28日(金)肉食が健康に直結!消費を牽引する「肉食シニア」!

登川

こんにちは、登川二奈です。
近年シニア世代の肉類消費量が増え、「年をとったら粗食」というイメージが
変わりつつあるようです。今回はシニア世代とお肉の最新事情についてお話を
野村證券那覇支店支店長の井上剛さんに伺います。


井上

よろしくお願いします。


登川

シニア世代は肉食志向が強いという事ですがかなり意外でした


井上

そうですね。日経産業地域研究所の調査によると20代から60代までの
1000人に回答を得たところ、牛肉が好きな人は8割以上にのぼりました。
また総務省の「家計調査」をみると
世帯主が60歳から69歳の家庭の肉類購入額は2005年におよそ
7万3千円台だったのが去年9万円あまりに増えました。
70歳以上の家庭でも同様に増えていて、シニア世代の肉食志向の高まりが伺えます。

登川

この背景には何があるのでしょうか?

井上

例えば現在60歳から65歳は「戦後世代」と呼ばれ、給食のメニューに
パンや牛乳が登場するなど食の欧米化が始まる時代に育ったことと
関係が深いという見方があります。戦後世代がシニアとなった今年をとったら粗食というイメージは通用しないのかもしれません。


登川

コレステロールが増えるなどの理由で高齢者にとって肉食は好ましくないように言われてきたように思いますが実際はどうなのでしょう。


井上

生活トレンド研究所の調査によるとたんぱく質を含む食品で好きなのは豚肉がトップで牛肉と続きます。また昔はよく食べたが今は食べていない食品について尋ねると1位は牛肉でその理由は50代が「健康を考えて」がもっとも多く、20代は「値段が高いから」「太りそうだから」となりました。

登川

とはいえ筋肉や骨を丈夫にするにはタンパク質が不可欠ですから、肉類も食べた方がいいですよね。


井上

はい。タンパク質が不足すると足腰が弱って転倒や骨折をしやすくなったり、
病気と闘う免疫力も低下するそうですから肉を適量にとることは大事です。
肉を食べすぎるとメタボリック症候群になるというイメージがありますが
それは栄養吸収率が高い中高年までの話でシニア世代は毎日食べるくらいがいいと語る研究者もいるようです。

登川

それにしても旺盛に肉類を食べるシニアが増えればこれからの高齢化社会を明るくしてくれそうな気がします。

井上

今や日本人の4人に1人は65歳以上でその世代が1600兆円とも言われる個人金融資産の6割を握っています。消費を牽引しているシニア世代の嗜好や動向を的確にとらえる商品やサービスが生まれれば日本経済に計り知れない影響をもたらすと考えられます。


登川

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井上

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登川

本日はどうもありがとうございました。

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