くらしと経済 〜2015年放送

9月11日(金)「電子書籍」を読む 借りる 買う! 進化続く図書館!

登川

こんにちは、登川二奈です。
堅苦しいイメージのある図書館が開放的でくつろげる空間に変わり、サービスも多様化しているようです。きょうは昨今の図書館事情についてお話を野村證券那覇支店支店長の井上剛さんに伺います。


井上

よろしくお願いします。


登川

近年「本離れ」が進んでいると聞いたことがありますが、図書館の数は減っているのでしょうか?


井上

パソコンやスマートフォンで世界中の情報が手に入れる事ができる時代になり一時期、図書館は減少の一途を辿るのではといった声もありましたが、
減少どころか数は増え続けているんです。「日本図書館協会」の調査によると
全国の公共図書館数は去年の時点で3246館と2004年からの10年で420あまり増え、個人への貸し出し数も増加傾向にあるようです。

登川

増えているとは意外でした。増加の要因は何ですか?


井上

少なくともこの10年間で図書館のあり方が大きく変わってきたことは事実です。例えば佐賀県武雄市の「武雄図書館」はDVDレンタルなどを手掛ける大企業に運営をまかせたことで大手コーヒーチェーンも併設するお洒落な
図書館として話題になりました。2013年までに民間企業などへ管理・運営をまかせる「指定管理者制度」を導入した全国の公共図書館数は全体の1割を超えました。

登川

他にどんな動きがありますか

井上

図書館には今書籍の電子化というもう一つ大きな波が押し寄せています。
紙では無くデータとしてパソコンやスマートフォンなどで読む「電子書籍」は
現在急速に普及しており、デジタルメディア事業等を展開する企業の予測によると昨年度の「電子書籍市場」は1226億円、「電子雑誌」も145億円と
今後も拡大が続くと見られています。

登川

図書館ではどのような仕組みで電子書籍を貸し出すのでしょうか。


井上

「電子図書館」とよばれる仕組みでは専用のインターネットサイトで選んだ本をスマートフォンなどにダウンロードし一定の期間だけ読むことができます。
紙の本と同じく納入業者から一定数を購入するので順番待ちになることはありますが、紙のように破れたりすることがなく、何よりも保管スペースがほとんどいらない等のメリットがあります。

登川

こうした仕組みはどの程度普及していますか?

井上

著作権者の許諾などの課題から残念ながら普及が進んでいないのが現状です。
ただ2016年には障害者差別解消法が施行され図書館にも障害者への配慮が義務づけられる予定ですから文字拡大機能など障害者にとって利便性の高い電子書籍の特性に関心が高まれば普及が加速する可能性もあります。

登川

図書館の進化に注目ですね。ここで野村証券からセミナーのお知らせです


井上

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私井上が今後の投資環境についてご紹介します。             
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登川

本日はどうもありがとうございました。

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