くらしと経済 〜2017年放送

3月3日(金)家庭でプロ並み肌ケア!「美容家電」人気で変わる市場!

登川
こんにちは。登川二奈です。
最近、お肌や髪の毛のケアができる「美容家電」についてのお話を野村證券那覇支店支店長の井上剛さんにお話を伺います。
宜しくお願いします。

井上
よろしくお願いします。

登川
美容に家電がどのように関わっているのでしょうか?

井上
はい。最近はお客様のデータをもとに科学的に化粧品などをカウンセリングするエステサロンが多いようです。
国内のある大手電子機器メーカーはエステサロンや化粧品メーカー向けの肌状態解析システムを開発し、2015年からこの分野に参入しています。

登川
肌状態解析システムとは、どのような仕組みなのでしょうか?

井上
まず専用の装置を利用者の肌に当てて肌の状態を撮影します。
高い技術力でこの装置は肌に当てるだけで肌のキメや毛穴の状態、シミや水分、油分、肌年齢などを測定できるそうです。
その詳細なデータを、インターネット経由で専用のデータ解析用サーバーに送り、解析します。
解析されたデータはタブレット端末に送られ、肌の色味に合う化粧品を勧めるなどのサービスに役立てられます。

登川
家庭でもそういった美容機器はありますか?

井上
家庭用だと保湿と冷却によって肌に潤いやハリを与える「美顔器」やヘアサロンと同等の仕上がりが得られる「ヘアアイロン」、「電動洗顔ブラシ」などがあります。
国内家電市場全体は縮小傾向ですが、大手家電量販店ではヘアドライヤーなど美容家電の売り上げが2桁の伸びを続けています。
一般社団法人 日本電機工業会まとめた「国内出荷実績」によると2016年に出荷された家電のうちヘアドライヤーは出荷数量・金額ともに前年比伸び率が非常に高くなっています。

登川
美容家電の売れ行きの要因とは?


井上
利用者の大半を占める女性客のニーズを細かく深堀し、心の琴線に触れるアイデア豊かな製品が数多く登場しているからとも考えられます。
国内大手家電メーカーでは2018年度には、美容家電を専門に取り扱う直営店舗を現在の約2倍、12店舗程度に増やすとのことです。
こうした美容家電は、国内の家電市場を活性化するのみならず、中国など海外からの訪日観光客にも人気ですから、今後、日本ならではの輸出品目として成長していくことも考えられます。

登川
ただ、そうした様々な美容家電が家庭に普及すると、エステサロンやヘアサロン、化粧品メーカーなどはお株を奪われる形になりそうですね。

井上
実はそうとも言えません。
大手家電メーカーが一部の百貨店で開始した高級美容家電などはスチーマーの効果を高めるために、肌の潤いに必要な「ヒアルロン酸」を角質層まで浸透させる専用の化粧品シートを開発し、カウンセリングを通じてセット購入を顧客に提案しています。
特定の美容家電専用の化粧品を作ってしまったことになります。
美容家電の市場と、エステサロンや化粧品などの市場は、むしろお互いに良い形で影響し合える関係にあるとも言えそうです。

登川
美容家電の進化とともに、エステサロンや化粧品市場などの動向に注目したいと思います。
ではここで野村證券からセミナーのお知らせです。

井上
特別セミナー
3月8日 水曜日 14時〜16時
野村證券那覇支店3階ホールにて

第1部
『本物の投資が社会を変える!〜長期投資の必要性〜』
セゾン投信株式会社
 代表取締役社長 中野 晴啓(はるひろ) 氏

第2部
『第一交通産業株式会社個人投資家向け
会社説明会』
第一交通株式会社
 代表取締役社長 田中 亮一郎氏

皆さま奮ってご参加ください。

登川
井上さんありがとうございました。

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