くらしと経済 〜2017年放送

3月31日(金)アジアで人気、日本のイチゴが着実に輸出拡大中!

登川


こんにちは。登川二奈です。
この時期、旬のフルーツと言えばイチゴですよね。
今日はジャパンブランドとして注目されているイチゴについて野村證券那覇支店支店長の井上剛さんにお話を伺います。
宜しくお願いします。

井上


よろしくお願いします。

登川


春から初夏にかけて旬と言われるイチゴですが海外でも人気が高いようですね。

井上


はい。特に香港や台湾では人気のジャパンブランドだそうです。
東南アジアから訪日した人たちがお土産に買って帰るケースも多く、福岡県では訪日観光客の帰国日に合わせて検疫済みイチゴを空港まで届ける取り組みもあるそうです。

登川


実際にイチゴはどのくらい出荷されているのでしょうか?

井上


イチゴの輸出は2009年から2012年までは、ほぼ横ばいの状況ですが、2013年から伸び始めて2015年の輸出実績は数量ベース408トンです。
これは前年比で99.0%増になります。

登川


ほぼ倍ですね。

井上


91万トンだった2009年と比べると、約4.5倍に増えています。
さらに輸出額に関して、2015年は8億5,000万円でした。
これも対前年比93.2%増となっています。
2009年と比べると、2015年は約5.3倍とかなり伸びていることがわかりますね。
2015年は数量と金額ともに過去最高です。

登川


イチゴを取り巻く環境はかなり絶好調と言えそうですね。
ちなみに、どういったところに輸出しているのでしょうか?

井上


はい。香港向けが全体の86%を占めて、それに続くのが台湾の9%、その他で5%になります。
国土が狭く農作物の栽培に適さない香港では基本的に農作物がほとんど輸入に頼っている状況のため、このような高い数値になっているようです。

登川


イチゴの輸出について問題点などはありますか?

井上


はい。デリケートな果物であるため輸出時の揺れによって傷がつくことも多く、この防止策や鮮度保持技術の開発が必要になります。
また、輸送について現在は、輸送時間の短い航空便を活用することが
多いのですが、コストが高く、それが小売価格に反映し、どうしても効果になってしまいます。
この解消のためにも、船便での安定的な輸送を実現することが話題になっています。

登川


イチゴの輸出拡大策としては、今後どのようなことが求められるでしょうか?

井上


海外でのプロモーション活動はもちろん、先ほどの輸送上の課題を解決しながら地元バイヤーや消費者へ知ってもらうための販売促進活動の強化も必要になってくるでしょう。

登川


日本のイチゴが世界中に広まり、そのおいしさを知ってもらえるといいですね。
それではここで、セミナーのお知らせです。

井上


株式投資セミナー
4月4日 火曜日 13時?14時半

『株式市場の見通しと有望銘柄』
 野村證券 投資情報部
シニア・インベストメント・ストラテジスト 田村 勝彦

 野村證券那覇支店 3階ホールにて

皆さま奮ってご参加ください。

登川


井上さんありがとうございました。

2016年 記事一覧へ戻る