くらしと経済 〜2017年放送

5月26日(金)和食ブームの中で注目を集める「抹茶」商品

登川


こんにちは。登川二奈です。
日本ではいま抹茶ブームが起こっており、最近コンビニやカフェに行くと必ずと言って良いほど抹茶味の商品を見かけます。
今日はその抹茶について、野村證券那覇支店支店長の北田さんにお話を伺います。宜しくお願いします。

北田


よろしくお願いします。

登川


最近、抹茶を使った商品を本当に良く見かけますね。
このブームは日本国内だけなのでしょうか。

北田


実は日本国内だけではなく、海外でもブームが起こりつつあります。
既に外国人観光客の間では日本の土産として、あるメーカーの抹茶味のチョコレートが定番となっています。
抹茶が人気となった理由の一つが独特の苦みにあります。
外国人にとって、今までに味わったことのないその苦みが新鮮だそうです。
さらに抹茶には老化防止や美肌効果があると言われ、海外の健康志向の高い方を中心に「和のスーパーフード」として人気を博しています。

登川


海外でうま味が受入れられるのはわかりますが、苦味はとても意外でした。

北田


そうですね。抹茶は煎茶、玉露、ほうじ茶など緑茶の種類の一つで、それらの違いは栽培方法や製造方法が異なっている点です。
他のお茶は煎じて飲む為、栄養は全体の30%程しか摂取できません。
一方茶葉を粉末にした抹茶はカテキン、ビタミン類等の栄養成分を無駄なく摂取することができます。
ここに「和のスーパーフード」と呼ばれる理由があります。

登川


抹茶のもとである緑茶は主にどこで生産されているのでしょうか。

北田


主要産地は栽培面積で見ると、1位が静岡県、それに続いて鹿児島県、三重県、京都府、福岡県となっています。
その中でも抹茶の生産が多いのは京都府となっています。

登川


市場規模はどのようになっているのでしょうか。

北田


緑茶の市場規模は荒茶の段階で約970億円となっています。
また、輸出額は2015年に110億円となっており、2010年の42億円に比べると2.5倍も増加しています。
また、輸出量については2015年に4,127トンとなっており、2010年の2,232トンから2倍近く増加しています。
さらに輸出国はアメリカが輸出量全体の半分を占めており、台湾、ドイツ、シンガポール、カナダがそれに続いています。

登川


アメリカを中心に抹茶ブームが起こっていることがわかりますね。

北田


そうですね。
但し、世界で流通している緑茶の大半が中国産で日本産はわずかとなっていますが、抹茶ブームを受けて味や品質をこだわる方も出ており、日本産を選ぶ方が増えているようです。

登川


今後の動向が楽しみですね。
それではここでセミナーのお知らせです。

北田


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登川


今日は抹茶の市場について伺いました。
北田さんありがとうございました。

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