くらしと経済 〜2017年放送

6月16日(金)中古住宅市場と住宅理フォーム市場は継続的に拡大する!

登川


こんにちは。登川二奈です。
ニュースや新聞で頻繁に耳にするようになった「空き家問題」。
その対策として「住宅リフォーム」が注目されています。
今日はリフォーム市場の現状について野村證券那覇支店支店長の北田さんに詳しくお話を伺います。
お願いします。

北田


宜しくお願いします。

登川


さて、問題になっている「空き家」ですが、全国的にどのくらい増えているのでしょうか?

北田


はい。調査データから総住宅数に占める空き家の割合を見てみると年々増え、2013年の空き家率は13.5%。
このままのペースでいくと2033年には30.4%、つまり住宅3戸のうち1戸は、空き家になると予想されています。
原因としては人口減少や雇用が都市部に集中している事など様々ですが、空き家が増える事によって景観の悪化や不法侵入などの犯罪増加も懸念されます。

登川


その解決策として住宅リフォームが注目されているんですね。

北田


その通りです。
住んでいる家屋の老朽化が進んだ場合、別の家屋へ移り住むのではなく、新築同様にリフォームをして住み続ける事で空き家の減少につなげるというものです。
お年寄りが介護施設に入ることになって空き家が増えるという話を良く耳にしますが、最近ではバリアフリーにリフォームすることで、介護施設への住み替えではなく、リフォームしながら住み慣れた我が家へ住み続ける方もいるようです。

登川


住宅リフォームの市場規模はどのようになっているのでしょうか。

北田


調査会社によりますと去年の市場規模は6兆5542億円と前の年より増加が見込まれています。
さらに政府も成長戦略のひとつとしてリフォーム市場の活性化を掲げています。
例えば専門家による検査と保証をセットにした「リフォーム瑕疵保険」を設けるなど、消費者が安心してリフォームを行える環境整備に努めていて、今後も市場が拡大すると期待されています。

登川


これからさらに成長するのが楽しみですね。

北田


そうですね。また、同時に注目されているのが中古住宅市場です。
住宅取得層である現役世代の所得が落ち込んでいる事に加え、若い世代の新築へのこだわりが薄れていることから、中古マンション、戸建てともに成約件数が年々増え続け、2016年には過去最高を記録しました。

登川


日本人は新築志向が強いイメージだったので意外ですね。

北田


そうですね。中古住宅が売れている大きな理由は価格にありますが、多くの方がリフォームを前提に中古住宅を購入しています。
設備、内装を新しくしたり、自分好みに変えても費用は新築物件を購入するよりもおさえることができますから、たとえ古い住宅でも自分好みにリフォームすれば理想のマイホームを手に入れる事ができるのです。

登川


古いもの大事に扱う日本の「もったいない」の精神に通ずるものがありますね。
それではここでセミナーのお知らせです。

北田


野村のサマー投資セミナー2017

「新たな時代」のジレンマ 
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7月8日・土曜日の石垣市をはじめ、
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詳しくは野村證券那覇支店まで
お問い合わせください。

登川


今日は注目される住宅リフォーム市場についてお話を伺いました。
北田さんありがとうございました。

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