くらしと経済 〜2017年放送

7月14日(金)季節・年齢を超えて人気ドリンクに!「甘酒」市場急拡大!

登川


こんにちは。登川二奈です。
ひなまつりなどで飲むイメージがある甘酒が最近、女性を中心にブームとなっているようです。
今日はその甘酒市場について、野村証券那覇支店支店長の北田敦司さんにお話を伺います。
宜しくお願いします。

北田


宜しくお願いします。

登川


最近スーパーなどの売り場に多くの種類の甘酒が並べられているのを見かけるようになりましたね。

北田


そうですね。最近では冷して夏に楽しむ商品も出ています。
種類も缶などからそのまま飲める「ストレート」タイプや水などで割って作る「パック甘酒」に分かれています。
その中でも2016年のストレートタイプ市場は前年比45.8%増と急拡大しており、甘酒市場の伸びには目を見張るものがあります。

登川


やはり市場を牽引しているのは女性層なのでしょうか。

北田


そうですね。女性から指示を得ている大きな理由はその成分にあります。
甘酒の原料は「米麹」と「酒粕」を使った2種類に分けられます。
特に「米麹」を使用したものは、カロリーの低さだけではなく、麹の成分に腸内環境を整える酵素や、肌、爪、髪を艶やかに保つ「ビタミンB群」も豊富に含まれている事から美容に関心の高い女性を中心にブームとなりました。

登川


麹などの発酵商品に対する関心の高まりも甘酒人気の背景として考えられますね。

北田


そうですね。
また、あるメーカーと大学が行った、40〜60代女性を対象とした研究で、甘酒を1カ月継続的に摂取してもらったところ「目の下のクマ」が改善されるなどの老廃物排泄効果が確認されたそうです。

登川


この甘酒ブームは日本酒メーカーにとっても自社の技術を生かすチャンスですね。

北田


そうですね。特に米麹や酒粕に関する技術で強みを持つ日本酒メーカーがこの機会を逃すはずはありません。
実際に新潟県魚沼市の日本酒メーカーでは、2011年に4,200万円程度だった甘酒の売上高が2016年3月期には約6億5,000万円にまで急増しており、その力の入れ具合が伺えます。

登川


今後のさらなる成長が期待できるだけに、参入企業も増えそうですね。

北田


実際に日本酒とともに発酵食品の代表とも言える味噌メーカーの参入も注目されています。
ある大手味噌メーカーでは豆乳をブレンドした甘酒などの新製品開発に取り組み、2016年度の甘酒分野の売上高は11億円となりました。
味噌分野の約400億円に比べると小さいものの、今後の成長分野として期待しているそうです。

登川


甘酒市場はまだまだ活況が続きそうですね。
それではここでセミナーのお知らせです。

北田


野村のサマー投資セミナー2017

「新たな時代」のジレンマ
不確実な時代に未来へつなぐ投資戦略をテーマに私、北田が講演させて頂きます。

7月15日・土曜日の北谷町をはじめ、ご覧の3か所で開催します。

北田


株式投資セミナー
8月2日 水曜日 午後1時から午後2時半
「株式市場の見通しと有望銘柄」
野村證券株式会社 投資情報部
シニア・インベストメント・ストラテジスト
田村 勝彦

皆さま奮ってご参加ください。

登川


今日は拡大するライフスタイルウェア市場についてお話を伺いました。
北田さんありがとうございました。

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