くらしと経済 〜2017年放送

10月13日(金)世界的に人気を集めるクルーズ船。日本に呼び込むことの経済効果とは?

登川


こんにちは。登川二奈です。
最近、クルーズ船での旅が人気ですが、そのクルーズ船が停泊するエリアの経済効果が注目されています。
きょうはそのクルーズ船市場について野村証券那覇支店支店長の北田敦司さんにお話を伺います。宜しくお願いします。

北田


宜しくお願いします。

登川


県内でも大型クルーズ船が停泊しているのをたびたび見かけますが、豪華なつくりだけに費用が高いイメージがありますね。

北田


そうですね。クルーズ船は、価格やサービスによって「カジュアル」「プレミアム」「ラグジュアリー」と3つのカテゴリーに分けられています。
近年、日本に寄港するクルーズ船の5割近くが「カジュアル」となっており、クルーズ旅行は身近な存在となっています。
世界のクルーズ市場はこれまで欧米が牽引し、カリブ海や地中海を中心に拡大していましたが、近年、そのけん引役がアジア諸国へとシフトしているんです。

登川


アジアのクルーズ人口はどのくらいなのでしょうか。

北田


はい。アジアのクルーズ人口は10年前のおよそ3倍で208万人と大きく伸びています。
アジア諸国の経済成長で富裕層の利用が増えているんです。
中でも日本人のクルーズ人口は前の年からおよそ12%増加した24万8千人で、5年連続の20万人台を推移してきました。

登川


日本からのクルーズ人口が増えているんですね。
一方、海外から日本にくるクルーズ船の数は増えていますか?

北田


はい。2016年に日本全国123箇所の港へ来たクルーズ船の数は2,017回と、前の年に比べて38.7%も増えていて、その中でもトップは博多港の328回、次いで長崎港197回、那覇港の193回となっています。
どちらもアジア諸国からのアクセスが良く、地理的優位性のある港ですね。

登川


クルーズ船で外国人観光客が来ると、経済効果は大きいのではないでしょうか。

北田


クルーズ船の客が、港の周辺で食事や買い物をするなど、様々な消費活動が生まれています。
外国人観光客を内陸部の観光地まで引き込むことが出来れば、更なる経済活性化につながります。
ある調査によると、那覇港ではクルーズ船の1度の停泊でおよそ1.4億円の経済効果があると試算されています。

登川


クルーズ船はまさに「宝船」なんですね。

北田


その通りです。外国人観光客の急増で、国もクルーズ旅客数の目標値を2020年までに500万人としました。
この目標に向けて、クルーズ船が停泊する港周辺の観光情報を発信するウェブサイトや多言語で対応するカウンターの設置などが急速に進められています。

登川


クルーズ船の寄港で日本経済が活性化する日が楽しみです。
それではここでセミナーのお知らせです。

北田


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登川


今日は注目されるクルーズ船市場について伺いました。
北田さんありがとうございました。

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