実況担当 古川アナの高校サッカー日記

今年の優勝は那覇西

2004/11/7

決勝戦は、大会初の3連覇を狙う那覇西と初優勝がかかる豊見城南との対戦でした。
この両チームはプリンスリーグに(各地域で行われている18歳以下のチームのリーグ戦)所属。過去5年間の各種大会を勝ち点に換算したときの上位2チーム。まさに沖縄の頂上対決でした。
共に戦術理解度が高く、プレッシングサッカーを目指す似たチームカラーを持ちます。

那覇西のキックオフで始まったゲーム。先制したのは、那覇西でした。
前半12分、相手ディフェンダーのまさかのオウンゴールでした。
その後は決定的なチャンスを両チーム共につかむもののゴールに結び付けられず、1対0のまま折り返します。


後半に入ると、風上に立った豊見城南がリズムをつかみ始めます。
後半11分。7番上原のコーナーキックをチーム唯一の1年生スタメン6番緒見田が頭で折り返し、最後は18番田口が頭で合わせて同点に追いつきます。すると、豊見城南はさらに勢いづきたびたび那覇西ゴールに迫りますが、勝ち越しには至りません。


均衡を破ったのは那覇西。後半28分。7番比嘉雄作のコーナーキックは直接ゴールの枠を捉えるボール、空中で競り勝った3番與那嶺偉のヘディングで勝ち越します。
さらに那覇西は、ダブルボランチからトリプルボランチにシステムを変更。サイドプレーヤーを中央でプレーさせるなど大幅なシステム変更で中盤を支配すると、31分には後半から出場の9番宮城がゴール。さらに37分と、ロスタイムにはゲームキャプテンの10番比嘉啓太が2点を奪い、今大会通算8得点に伸ばすなど、豊見城南を圧倒。

豊見城南も、最後まで3年生を中心にボールを追い続けましたが及ばず、那覇西が3年連続7回目の優勝となりました。

高校サッカープレーヤーにとっての聖地「国立競技場」
そのピッチに立てる選手はごく限られています。
夢をかなえるために、に高校生たちは365日ボールを蹴り続けています。

那覇西はこの夏「3年間一番苦しかった」という練習をつんできたそうです。
豊見城南は「このチームが沖縄で一番最高の仲間だった」と自負しています。と同時に「今日のプレーを後輩にぜひ眼に焼き付けてほしい」というプレーヤーもいました。想いは受け継がれます。

もちろん敗れたチームも子供のころから夢見た国立に向けてそれは厳しい練習を重ねたことでしょう。

今年の沖縄県大会頂点に立ったのは那覇西でした。
那覇西の全国大会活躍を期待しましょう

 
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