くらしと経済 〜2017年放送

12月22日(金)回復したアイウエア業界、2018年は電子メガネも登場!

登川


こんにちは。登川二奈です。
「フレームとレンズを合わせて1万円以下のメガネ」など商品の低価格化が進み、市場が縮小傾向となっていた「アイウエア業界」が
近年、回復基調にあります。
今日はその最新事情について、野村証券那覇支店支店長の北田敦司さんにお話を伺います。
宜しくお願いします。

北田


宜しくお願いします。

登川


パソコンやスマートフォンなど、近くばかりを見る生活が多くなった為か、視力が悪い方が増えているように感じます。

北田


そうですね。最近はメガネからコンタクトレンズへ変える方もいる為、目が悪いのかは、見た目では分かりづらくなっていますねが、ある調査によると、メガネやコンタクトレンズを使用している方の中でも子供の割合が増えており、視力が1.0未満の子供は、小学生が31%、中学生54%、高校生に至っては66%と半数以上という結果になっています。
特に高校生は2011年度から2016年度の間で視力1.0未満の方が約5%も増えています。

登川


驚くような結果ですね。
それだけ視力矯正を必要とする方が多いと、市場規模も拡大しているのではないのでしょうか。

北田


はい。実は市場規模が拡大したのはここ数年の事なのです。
国内のアイウエア業界は1990年代には、約6,000億円の市場規模を誇っていましたが、2000年代に入ると低価格を売りにするチェーン店の台頭により、低価格競争が進み、市場規模は4,000億円を割り込みました。
しかし、2012年以降は5年連続のプラス成長を遂げ、2016年には国内の小売市場規模が5,045億円となり、今年はそれを上回ることが予想されています。

登川


市場が回復した背景にはどのような理由があるのでしょうか。

北田


それは販売単価の上昇にあります。
その要因として、UVカットなどの有害光線対策を施したメガネ・サングラスや日本のものづくり技術を生かした国産品といった高付加価値商品の販売拡充。
さらに、ファッションを目的としたメガネやサングラスなどのアイテムが市場を底上げしたようです。

登川


たしかに最近は、視力矯正の必要がない方も、ファッションアイテムの一つとして、
メガネをかけることが増えましたね。

北田


そうですね。そのようなファッション性の高いアイウエアを中心とした、国内ファションアイウエアの市場規模も右肩上がりで推移しています。
その市場規模は2016年に3920億円となっており、今年は前年越えが予想されています。

登川


市場全体のさらなる拡大に期待したいですね。

北田


そうですね。
市場は今後も低価格と高付加価値の二極化がさらに進むと予想されます。
2018年にはレンズの一部に液晶レンズを組み込んだ遠近両用の「電子メガネ」
という新商品が登場する予定で、価格は未定ですが、高額となることが予想されて
います。
私たちが想像できないような、大きな話題を生む年となりそうですね。

登川


商品の発売がとても待ち遠しいですね。
それではここでセミナーのお知らせです。

北田


2018年 新春野村投資セミナー
テーマは「社会の変化、問われる真価」

1月10日 水曜日 
午後1時から午後2時半
野村證券那覇支店

1月13日 土曜日
午後1時から午後2時半
アートホテル石垣島

その他、ご覧の会場からわたくし北田がお届けします。

皆様ふるってご参加ください。

登川


本日は回復するアイウエア業界についてお話しを伺いました。
北田さんありがとうございました。

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