くらしと経済 〜2018年放送

9月7日(金)「ナイトタイムエコノミー」で訪日客消費をアップ!

登川


こんにちは。登川二奈です。
毎年、海外から多くの観光客が訪れる日本。
ほとんどの人が旅を満喫していますが、一方で「日本の夜は娯楽が乏しい」という声もあがっているようです。
こうした不満を解消するために、どのような取り組みが行われているのか、野村証券那覇支店支店長の北田敦司さんにお話しを伺います。宜しくお願いします。

北田


宜しくお願いします。

登川


ここでいう「娯楽」には、どういうものが挙げられるのでしょうか?

北田


主に、ミュージカルや演劇などの「文化的なイベント」があげられます。
日本だと想像しづらいですが、アメリカなど海外では、夜8時以降からミュージカルや演劇の公演があり、夜でも充実した観光を楽しめます。
日本は、昼間に回れる観光地は多いですが夜間は、こうした文化的なイベントが、開催されていることが少ないので、物足りなさを感じる人もいるようです。
実際に、2016年のある調査では、日本の旅で不満だった点、の7位に「ナイトライフ体験の少なさ」がランクインしています。

登川


夜に時間を持て余す観光客が多いのですね。

北田


関連して、気になる数字があります。
ここ数年、日本を訪れる外国人観光客の数は右肩上がりに推移して、昨年はおよそ2900万人、過去最高を更新しました。

ところが、1人当たりの平均支出をみると、ここ2年間で減っているんです。

さらに、外国人観光客の消費支出の割合を、アメリカやフランスと比較してみると、「娯楽サービス」に支出する割合が、アメリカやフランスでは10%を超えているのに対し、日本は2・5%と、かなり少ないことが分かります。
この「娯楽サービス」分野の消費を、海外と同じくらいまで引き上げることで、外国人観光客の消費額を増やせると見込まれています。

登川


だから、夜の娯楽サービスを充実させることが重要なのですね。

北田


その通りです。
日没から翌朝までの経済活動の事を、「ナイトタイムエコノミー」と言いますが、夜間も楽しめる娯楽サービスを提供して、ナイトタイムエコノミーを活性化させよう、という取り組みが、全国で始まっています。

登川


どういった取り組みでしょうか。

北田


渋谷区では、今年4月から、夜の渋谷界隈をガイドするナイトツアーを実施しています。
東京都は、2020年度までに、皇居周辺など58カ所の公共施設で、夜間にライトアップを行う予定です。

他にも、千葉市や埼玉県のある市でも、パフォーマンスやグルメイベント、ライトアップを行っています。
こうした取り組みを続けていくためには、移動のための交通確保や、治安への配慮も必要不可欠です。
民間企業だけではなく、行政も一緒に運営に携わることが、重要になってくるでしょう。

登川


ナイトタイムエコノミーは、
沖縄でも重要な視点ですね。
ここでセミナーのお知らせです。

北田


「ラップ口座でらくらく資産管理」
9月13日木曜日
午前10時から11時

皆様奮ってご応募ください。

登川


日本の新しい観光資源として期待される
「ナイトタイムエコノミー」活性化のための
取り組みについてお話を伺いました。
北田さんありがとうございました。

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