くらしと経済 〜2018年放送

9月21日(金)IoTの力で「トイレ」が便利で安全な空間に!

登川


こんにちは。登川二奈です。
インターネットをつかって、情報を収集・分析する技術「IOT」。
私たちの生活に欠かせない「トイレ」も、IOTの力で進化しているようです。
野村証券那覇支店支店長の北田敦司さんにお話しを伺います。宜しくお願いします。

北田


宜しくお願いします。

登川


まずは「IOT」がどういった技術か、あらためて教えていただけますか?

北田


IOTとは「インターネット オブ シングス」の頭文字を取ったもので、「モノ同士の情報のやり取りの中に、インターネットを加えることで、1歩進んだ活用が期待できる」技術のことをいいます。
センサーなど「モノ」が収集した情報を、「インターネット」を通して蓄積、その中で役に立つ情報を、スマートフォン
などを通して、利用者にフィードバックするという仕組みでデータを活用しています。

登川


こうしたIOTの技術が、トイレにどのように活用されているのでしょうか。

北田


例えば、あるメーカーが手がけた公衆トイレは、利用者が倒れるなどの異変があると、まず、天井に備えたセンサーが検知します。
そして、呼吸が止まっている、とAIが判断すると、トイレ内の画像が管理者に届く、というシステムが組こまれています。
もちろん、緊急事態以外に、個室の様子が画像化されることはありません。

登川


センサーで検知するだけではなく、インターネットを通した判断、画像を送る、という段階があることで、プライバシーを守りつつ、利用者の安全を守るシステムが出来ている、という事ですね。

北田


その通りです。
別のメーカーでは、排泄の状況から体の情報を測定して、その結果が利用者のスマートフォンに届き、健康管理に役立たてられる便器も開発されています。
性別、年齢に関係なく、ほとんどの人が、毎日トイレを利用しますから、介護や医療、家庭でも大いに役立つだろう、と期待されています。

登川


IOTの技術が組み合わさる事で、トイレは、様々な健康データを収集する情報端末にもなり得るんですね。

北田


誰もが感じたことがある不満も、IOTの技術で解消できるかもしれません。

国土交通省が国内の女性を対象に行った、トイレ利用に関する調査結果によると、交通施設や大型商業施設に設置されているトイレに対する不満の第1位は、「行列に並ばなければならない」でした。

そのイライラを解決するために、扉の開閉を検知するセンサーで情報を集め、トイレの混み具合をスマートフォンなどで確認できる仕組みが開発されています。
すでに、都内の地下鉄会社などは、アプリとして無料で配布しているそうです。
IOT技術が導入されたことで、これからのトイレにはこういった便利な付加価値がついてくるでしょう。

登川


身近なところにIOTの技術が活用され、普段の生活が便利になっていくことを期待していきたいですね。

それではここでセミナーのお知らせです。

北田


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登川


今日はIOT技術によって、進化するトイレの最新動向について、お話しいただきました。
北田さんありがとうございました。

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