くらしと経済 〜2018年放送

9月28日(金)2020年、日本も「キャッシュレス化」になる?

登川


こんにちは、登川二奈です。
皆さんは支払いをする時、現金派、カード派のどちらでしょうか?
きょうは、現金を使わない支払方法、「キャッシュレス化」について、野村証券那覇支店支店長の北田敦司さんにお話しを伺います。宜しくお願いします。

北田


宜しくお願いします。

登川


私は買い物の時、クレジットカードを時々利用しますが北田さんはいかがですか?

北田


私も利用していますよ。
さて、支払い時のカードといえばこの3つがあります。
後日、銀行などの口座から引き落とされる「後払い」方式のクレジットカードや、
カードに事前に金額をチャージして、その金額の範囲内で使う「前払い」方式がほとんどの電子マネー。
銀行などの口座からすぐに引き落とされる「即時払い」のデビットカードです。

登川


最近は、レジの前の装置にスマートフォンをかざして支払いをする人もよく見ますよね。

北田


そうですね。
現金を持ち歩く必要がなくなって、日本は「キャッシュレス化」が進んでいるように感じられますが、実は、海外に比べるとかなり遅れています。

世界銀行などによりますと、世界でキャッシュレスが進んでいるのは韓国で、割合は89.1%。
一方で日本は18・4%とかなり低くなっています。

興味深いことに、日本人一人当たりが持っているカードは7.7枚。
シンガポールに次いで2番目に多いのに、日本は現金払いが根強いのです。

登川


日本はどこか、現金を重んじる気がしますよね。
しかし北田さん、どうして海外ではキャッシュレス化が進んだのですか?

北田


韓国では1997年の「東南アジア通貨危機」の影響から立ち直るため、金融・財政改革を進め、その中でクレジットカードの利用促進が重要政策になりました。
スウェーデンは、バブル経済崩壊で金融危機に陥ったことや、冬場の現金輸送が困難なことなどを背景に、キャッシュレス化が進んできました。

キャッシュレス化のメリットは何といっても現金を持ち歩かなくていいことです。
また、店舗にとっても、現金を扱うための人件費や設備費が減り、顧客の買い物データも収集しやすくなって、サービス向上につながります。

登川


メリットは多いですね。
2020年にはオリンピックも控えていますから、日本がキャッシュレス化を進める必要はありそうですね。

北田


はい。
政府は、キャッシュレス決済比率を現在の倍、40パーセント程度にする事を2027年までに目指すとしていましたが、これを、2025年の「大阪・関西万博」誘致に前倒ししています。
消費者や販売店側に向けたキャッシュレス決済に対する優遇措置も検討されていくようです。

登川


2020年までにどの程度、外国人観光客のニーズに応えられるかがカギを握りそうですね。
それではここでセミナーのお知らせです。

北田


「株式市場の見通しと有望銘柄」をテーマに
10月4日(木)(午前10時〜11時半)
野村證券那覇支店で(3階ホール)
株式投資セミナーを開きます。
皆様ふるってご応募下さい。

登川


北田さんありがとうございました。

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