くらしと経済 〜2018年放送

12月14日(金)ストレスも、においの元?広がるにおいケア市場!

登川


こんにちは。登川二奈です。
近年「スメルハラスメント」という言葉も聞かれるようになり、臭いに対する関心がより高まってきたように思われます。
今日は拡大する「においケア市場」について野村証券那覇支店支店長の北田敦司さんにお話しを伺います。宜しくお願いします。

北田


宜しくお願いします。

登川


最近、ドラッグストアに行くと、男性用の化粧品売り場が思いのほか充実している気がします。

北田


はい。
実は、男性用化粧品の市場規模は2000年代に入ってから拡大を続けているんですね。
ある調査によると「外見を今よりよくすること・若さを保つことへの関心」について、10代後半、20代、30代の7割前後が「関心がある」と回答しています。
女性用化粧品の市場が伸び悩む中、若い世代が男性用市場の拡大をもたらしていると考えられます。

登川


美容に関心の高い男性が増えているようですが、具体的にはどういった部分を気にしているのでしょうか?

北田


先ほどの調査では、「体臭・口臭」を気にしている男性が多いという結果も出ています。
関連して、においをケアするデオドラント剤などの販売も好調なんです。
男性用化粧品全体の市場の中で、デオドラント剤などの、ボディーケア商品は年に数パーセントのペースで確実に拡大しており、今年、市場規模は321億円に上ると予測されています。

登川


このところ年齢が上がるとでてくる「加齢臭」など、体の「におい」について関心が高まっているような気がします。

北田


おっしゃる通りです。
においの研究については1999年に国内最大手の化粧品メーカーが、加齢に伴うにおいの原因物質を特定するなどメーカーを中心に進められています。
さらに今年10月には、年齢とは関係のない「ストレス」を発生源にしたにおいも発見し話題を集めましたね。

登川


ストレスが原因というのは驚きですね。
冒頭で触れた「スメルハラスメント」、略して「スメハラ」への人々の関心も市場に影響を与えそうですね。

北田


そうですね。
ある調査によると、「スメルハラスメント」という言葉を知っていると答えた人が、2014年には20・1パーセントだったのに対し、去年は45.8パーセントと2倍以上に増加しています。
この要因として、女性の社会進出が考えれます。
総務省によると、去年、何らかの職に就いた人の数が男性の17万人増加に対し、女性は49万人と3倍近くに上りました。
職場に女性が増えてきたことで男性の意識が変わってきているようです。

登川


周りの人に不快感を与えないという意識が高まれたば
さらに「においケア市場」の拡大に
つながりそうですね。
それではここでセミナーのお知らせです。

北田


「第3回ハッピーライフセミナー」
12月19日 午後2時から3時半
会場は野村證券那覇支店3階ホールです。

皆さま奮ってご応募ください。

登川


今日は、広がるにおいケア市場についてお話しを伺いました。

北田さんありがとうございました。

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