くらしと経済 〜2018年放送

12月28日(金)スポーツ界にもハイテクの波!広がる「スポーツテック」!

登川


こんにちは。登川二奈です。
東京オリンピック・パラリンピックに向け、盛り上がりを見せるスポーツ界にテクノロジーの波が押し寄せています。
野村証券那覇支店支店長の北田敦司さんにお話しを伺います。宜しくお願いします。

北田


宜しくお願いします。

登川


スポーツとテクノロジーの関わりについてですが、具体的にはどういったものがあるのでしょうか?

北田
今年開催されたロシアワールドカップで取り入れられた技術で、試合中に集めた様々なデータを即時に利用し試合に活かすというものです。
具体的には、サッカー場に設置された2台のカメラで集めた選手とボールの位置情報のデータをタブレット端末に送り、その情報に基づいて戦術変更や選手交代などの判断を行います。
他にも選手が位置情報を記録するGPSや多くのセンサーを内蔵した特殊な装具を身につけ、そこから得られるデータからコーチが選手の身体への負担やコンディションを判断し、怪我防止に役立てています。

登川


データを試合中に活用出来ると様々なメリットが生まれそうですね。

北田


その通りです。
例えば、イングランドのサッカーリーグでは、怪我をした選手の治療などに使われる金額が年間340億円にも達するそうです。
その為、ITを活用して選手のコンディションを科学的に分析できればリスクに備える事が出来ます。
このようにスポーツにITなどの情報技術を活用する事を「スポーツテック」と言います。

登川


このスポーツテックは国内でも広がっているのでしょうか。

北田


はい。ある国内大手電機メーカーは、ヘルスケア関連企業と組んで、センサーを内蔵した靴のインソールを開発しました。
このセンサーで歩き方を分析し、スマートフォンのアプリと連動させて、正しい歩き方をアドバイスするもので、日常的な運動と健康管理を両立させる試みです。
この会社によりますと、運動不足の従業員の医療費を年間2億7千万円も削減できると試算しています。

登川


スポーツテックを活用する事で、国の医療費削減にも繋がりそうですね。

北田


おっしゃる通りです。
実は今、国では、スポーツ産業を成長戦略の需要な柱と位置付けており、具体的には、2025年に市場規模をおよそ15兆円まで拡大するというものです。
ごらんの各分野でITなどの先端テクノロジーを活用してスポーツの潜在的な成長力を引き出すことが、目標達成への起爆剤となるでしょう。

登川


これらの先端技術がスポーツ産業拡大の鍵を握っているのです。

北田


おっしゃる通りです。
選手のパフォーマンスが向上すれば試合が面白くなり、観客数も増える。運営側はその分収入が増えると、様々な投資ができるなどスポーツテックは、そうした好循環を生む力があります。

登川


スポーツ産業のさらなる活性化に期待したいですね。それではここでセミナーのお知らせです。

北田


「2019年新春野村投資セミナー」
1月10日、16日の午後2時から3時半
会場はご覧の2箇所となります。
講師はわたくし、北田が務めます。
皆さま奮ってご応募ください。

登川


今日は、スポーツ界に広がるテクノロジーについてお話しを伺いました。

北田さんありがとうございました。

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