くらしと経済 〜2019年放送

1月25日(金) 「ブランド米」戦国時代、始まる!

登川

こんにちは。登川二奈です。
日本の食卓を支えてきた食材、「米」。
今、全国の米どころでは「ブランド米」の
開発が盛んになっているようです。
野村証券那覇支店支店長の北田敦司さんに伺います。宜しくお願いします。

北田

宜しくお願いします。

登川

「ブランド米」最近よく目にしますが、
どのような米のことをいうのでしょうか?

北田

ブランド米とは、国が設けた「銘柄登録制度」に登録された米のことをいいます。
登録申請数は、
2009年以降増加の傾向にあり、
2010年に600あった銘柄は、
昨年で795にまで数を増やしています。

登川

それだけの数があるとは驚きです。
ブランド米にはどういった特徴があるのでしょうか?

北田

品種により特徴は様々ですが、例えば、
富山県の「富富富(ふふふ)」という米は、
15年の歳月をかけて、暑さに強い品種と
コシヒカリの交配を繰り返したことで、
「暑さに強くさらに糖分やアミノ酸が多い」という特徴を得ることに成功しました。
こうした独自の特徴を、
それぞれのブランド米がもっています。

登川

米の多様化が進んでいるのですね。
米の消費量は減少傾向にあると聞きますが、なぜブランド米の数は増えているのでしょうか。

北田

確かに、1965年頃には、
およそ120㎏あった米の消費量は、
食生活の多様化などの影響を受けて、
ここ数年は、半分以下の54㎏台にまで落ち込んでいます。

北田

こうした「米離れ」が進んでいる中で、
ブランド米が数を増やしている背景には、
3つの理由があります。
1つ目は、消費量が減っているからこそ、
より美味しい米を作って、消費を盛り返そうという動きが活発化したこと。
2つ目は、地球温暖化など、厳しい自然環境にも耐えられる、新しい品種を作ろうという動きが生まれたこと。
そして最後に国の政策が変わったことです。

登川

様々な要素が重なって、
これからますます開発は盛んになっていきそうですね。

北田

ブランド米の開発競争が進めば、
日本の米の品質はさらに高まり、
世界に向けての有力な輸出品ともなります。
時代はまさに「ブランド米の戦国時代」
となっていくでしょう。

登川

これからの市場が楽しみですね。

北田

「株式市場の見通しと有望銘柄」
2月7日木曜日 午後1時から

北田

続いて
「IRセミナー ちばりよ〜うちな〜企業」
2月19日火曜日 午後1時から、
ご覧の方々を講師としてお招きします。
皆さま奮ってご応募ください。

登川

日は、
活発化するブランド米開発について、
お話しを伺いました。
北田さんありがとうございました。

2019年 記事一覧へ戻る