くらしと経済 〜2019年放送

2月8日モノを所有しない時代へ。大手自動車メーカーも決断!

登川

こんにちは。登川二奈です。
近頃、モノを所有することにこだわらない、新しい消費の形が広がりつつあるようです。
そうした消費の新しいスタイルについて詳しいお話を、野村証券那覇支店支店長の北田敦司さんに伺います。宜しくお願いします。

北田

宜しくお願いします。

登川

モノの所有にこだわらない消費スタイルにはどのようなものがあるのでしょうか。

北田

例えば、音楽や映像を楽しむ際、CDやDVDを購入せず、月々一定額を支払い、インターネットで聞き放題、見放題のサービスを楽しむ「定額利用」があります。このようなサービスは「サブスクリプション」と呼ばれており、製品を売るのではなく、月額料金で貸し出すこのサービスは新しいビジネスモデルとして、様々な分野に広がっています。

登川

他にはどのようなサービスがあるのでしょうか。

北田

あるコーヒー店では、月額料金を支払うと、来店1回につき、コーヒーやドリンクが1杯まで無料となるサービスを実施しています。
ファッション関連では、事前に好みなどを登録しておくと、それに合わせて、スタイリストがコーディネートした服が送られてくるというサービスがあります。

登川

いろいろなモノを定額で利用できると、とてもお得な感じがしますね。

北田

そうですね。特に高価なモノの場合は特にお得感があるかもしれません。
実は、自動車でもこうしたサービスが始まっています。
中古車販売などを手掛ける企業が、2016年から開始している定額利用サービスで、月額料金を支払うと中古車や新車を利用する事ができます。
保険や税金などが料金に含まれており、比較的短期間で乗り換えが可能です。

登川

カーリースやカーシェアリングとはどう違うのでしょうか?

北田

定額利用とカーリースでは、月々一定額を払うなど、ほとんどの点で共通していますが、大きく異なるのは利用期間です。
カーリースの場合、3年、5年と期間が決められ、その期間が終わるまで、他の車種に乗り換える事はできません。
カーシェアリングの場合、数時間から数日とかなり短い期間の利用を想定しています。

登川

るほど、利用する期間や目的によっては定額利用サービスがお得な場合もありそうですね。

北田

その通りです。
国内最大手の自動車メーカーも今年1月から定額利用サービスを開始しました。日本の自動車メーカーにとっては初めての試みです。

登川

自動車メーカーが、「売る」のではなく「貸す」ことに力を入れると新車の販売台数に影響しそうですが、その背景には何があるのでしょうか?

北田

いくつか要因があるそうです。
まずは国内の新車販売が振るわないことが挙げられます。
1990年のピークに比べ、およそ7割に落ち込んでいます。一方、カーリースの保有台数は4年連続で増加しています。さらにカーシェアリングの会員数も2018年3月時点で132万人と、5年前に比べおよそ4.5倍に増加しています。
こういった状況からメーカーとしても「売る」だけでなく「貸す」ことに取り組む必要が出てきたわけです。

登川

利用者としては、選択肢が増える事は良い事ですね。では、ここでセミナーのお知らせです。

北田

「IRセミナー ちばりよ〜!うちなー企業!」
2月19日火曜日 午後1時から4時
ご覧の講師を迎え、2部構成でお届けします。

続いて「第4回ハッピーライフセミナー」
2月15日金曜日 午後2時から3時半

皆さま奮ってご応募ください。


続いて、
「IRセミナー ちばりよ〜!うちなー企業」
2月19日火曜日 午後1時から4時
ご覧の講師を迎え、2部構成でお届けします。

皆さま奮ってご応募ください。

登川

今日は、モノを所有しない、新たな消費スタイルの広がりについてお話しを伺いました。
北田さんありがとうございました。

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