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歯科医師もワクチンの「打ち手」に 沖縄県が歯科医師会に要請
県は高齢者を対象にした新型コロナウイルスのワクチン接種を加速させるため、県歯科医師会に対し接種業務にあたる医師の確保に協力を要請しました。
新型コロナのワクチン接種を担う医療従事者の確保が課題となる中、政府は先月、歯科医師による接種も特例的に可能とする通達を都道府県に出しました。
これを踏まえ県は28日、県歯科医師会に対し歯科医師の派遣など協力を要請しました。
▽県歯科医師会・真境名勉会長『未曽有の非常時、コロナのワクチン接種に関して全面的に協力していきたいと思っております』
▽県保健医療部・大城玲子部長『非常に心強いお返事を頂けてありがたいと思います。医療従事者を確保して、可能な限り早くワクチンの接種がいきわたる様に努力してまいりたい』
県歯科医師会は市町村の要請に応じて派遣する歯科医師を調整する方針で、450人の会員に協力を呼びかけます。
派遣するのは2回のワクチン接種を済ませた歯科医師で事前にワクチンの研修や筋肉注射の実習を行うことが条件となります。
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