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台風6号 沖縄本島中南部・北部に暴風警報発表 先島は”猛烈な風”も

台風6号は大東島地方を暴風域に巻き込みながら今後強い勢力となって本島地方や先島諸島に接近する見込みです。
台風の速度が遅いため、長時間に渡って暴風に警戒が必要です。

台風6号は20日午後3時には南大東島の南西190キロにあって、1時間におよそ15キロの速さで西に進んでいます。
中心の気圧は980ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートルで最大瞬間風速は45メートルです。
20日昼過ぎに台風が最も接近した北大東村では最大瞬間風速32.9メートルを観測しました。
台風は今後強い勢力となって本島地方には21日の明け方に、先島諸島には22日以降に最も接近する見込みです。
宮古島市では風で物が飛んできて窓ガラスが割れないよう防護ネットを張ったり、漁港にある船を係留するなど台風対策に追われていました。
▽漁師『今は台風対策。船が倒れないように。どうなるか分からないからね、宮古直撃(の予想)だから』
先島諸島では最大瞬間風速55メートルの猛烈な風が吹くと予想され、一部の住宅が倒壊するおそれがあります。
風が強まる前に頑丈な建物の中に移動し屋内では窓から離れるなど暴風に厳重に警戒してください。
20日午後6時9分、沖縄本島中南部・北部に暴風警報が発表されました。

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