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「到底信用できない」宜野湾市議会 PFOS汚染水放出で抗議決議

普天間基地で保管していたPFOSを含む汚染水をアメリカ軍が下水道に放出した問題で宜野湾市議会は8日、抗議決議と意見書を全会一致で可決しました。

この問題は普天間基地で保管していたPFOSを含む汚染水を巡りその処理方法などを日米で協議していた中、8月26日アメリカ軍が一方的にこれを下水道に放出したものです。

宜野湾市議会知名康司委員長「PFOS等を含む汚水を公共下水道や河川へ絶対に放出しないことなどを求めてきたが放出が強行されたことに激しい憤りを禁じえない。」

アメリカ軍が主張する放出した水の安全性について宜野湾市議会は「浄化処理が確実になされていることを確認する手段はなく、対応協議中に放出したことを鑑みても到底信用できるものではない」と批判しました。

その上で汚染水を下水道に放出しないことやアメリカ軍の責任で焼却処理するよう求める抗議決議と意見書を全会一致で可決しました。

また北谷町議会も7日同様に抗議決議を可決していて住民を軽視するアメリカ軍の対応に反発が強まっています。

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