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緊急事態宣言30日まで延長 沖縄の医療提供体制は依然ひっ迫

政府は沖縄県などに対する緊急事態宣言を9月末まで延長する方針を固めました。宣言の延長について県民からは「仕方がない」という声が聞かれました。

政府は9日、新型コロナウイルス対策として沖縄など19の都道府県に出している緊急事態宣言について9月30日まで延長する方針を専門家でつくる分科会に諮り、さきほど了承されました。

5月23日に出された沖縄の緊急事態宣言の期間は4か月を超えることになります。

「苦じゃないと言えば違うかなとは思うんですけど、ワクチンでみんなが普通の生活に戻れるまでは我慢しなければならない。」

「やはり仕事でも不便さを感じる部分は多々あるんですけど、これも仕方ないのかなと、今の状況下では。」

医療従事者「収束するには延長が必要かなという風に感じます。あとは政府として生活者の保障を並行しながらやっていくというのがベストだと思うんですけど、難しいけど」

県内の1週間の新規感染者は7日時点で前の週の0.74倍と減少していますが、人口10万人あたりの療養者数は387人と全国ワーストで重症病床使用率が9割前後で推移するなど医療提供体制はひっ迫しています。

政府は夕方に開く対策本部会議で緊急事態宣言の延長を正式に決定する方針です。

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