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池袋事故で免許返納の動き広がる 沖縄県内では去年4000人超が返納

県内で去年運転免許証を自主返納した高齢者が4000人を超えていた事が分かりました。

2019年、東京・池袋で高齢者の運転する車が暴走し、11人が死傷した事故が発生して以降、全国で高齢ドライバーが運転免許証を自主返納する動きが広がりました。

沖縄県警によりますと、県内では去年1年間で4489人が運転免許証を返納し、このうち65歳以上の高齢者が4218人と全体の9割を占めています。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響もあり返納件数は減少傾向にあるものの、高齢者の占める割合は横ばいで推移しています。

免許を返納した高齢者の中には自身で運転能力の衰えを感じる人もいますが、本人に自覚がなくても家族が異変に気付き返納を勧めるケースもあります。

県警は「運転に少しでも不安を感じたり、家族から注意を受けたりした場合は、安全運転相談ダイヤルに問い合わせるか、最寄りの警察署に相談してほしい」と呼び掛けています。

※安全運転相談ダイヤル:♯8080

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