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コロナ対策に限界も 保育施設苦慮

沖縄県内で感染者数が減少する一方、子どもたちが感染するケースが目立っています。

那覇市によりますと、市内の保育施設では今月だけで園児と職員41人が感染し、クラスターも4件確認されました。

0歳から5歳までのおよそ100人が通う那覇市の保育園でもこれまで以上に感染症対策に神経を尖らせています。

▽童の城保育園・平川昌枝園長『0歳児だと(玩具を)口にいれてしまうので、毎日の消毒、拭き掃除だとかは念入りにしています』

ただ、幼い子どもを預かる保育施設では対策にも限界があり現場は苦悩しています。

▽童の城保育園・平川昌枝園長『やっぱり今暑いので、どうしてもクーラーは入れないといけないんですけど、それでも1時間おきに換気はするようにしています。食事はやっぱり0歳児には対面であげないといけないし(年長は)黙食と言って黙って食事をするんですけど。子どもたちの健やかな成長のためにはどこまでやっていいのかというのが課題ですかね』

18日からはいわゆる「シルバーウィーク」の連休が始まります。

県は特にワクチンを打つことができない12歳未満の子どもを守るためには、大人が家庭にウイルスを持ち込ませないことが重要だとして対策を徹底するよう呼びかけています。

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