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普天間基地のPFOS汚染水 36万リットルを日本側が引き取って焼却処分

防衛省などは17日、普天間基地に保管されている有機フッ素化合物を含む汚染水を日本側が引き取り焼却処分することを発表しました。
普天間基地に保管されているPFOSなどを含む汚染水をめぐって、アメリカ軍は先月処分方法を日米両政府で協議をしている最中に公共の下水道へと放出しました。
防衛省によりますと今も普天間基地にはおよそ36万リットルの汚染水が保管されていて、防衛省・外務省・環境省は基地内に残っている汚染水を全て防衛省が引き取って焼却処分することを発表しました。
約9200万円の費用は日本側が全額負担し、汚染水が大雨で貯水槽から溢れることを防ぐため台風の時期を見越した緊急的な対応としています。
普天間基地の汚染水の流出は回避される見通しとなりましたが、玉城知事は沖縄のアメリカ軍施設には依然として汚染水が処理されないまま保管されているとして、基地内への立ち入り調査などを引き続き求めていくとしています。
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