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ヤンバルクイナの生態学ぶ クイナの日にちなんで

国の天然記念物ヤンバルクイナの生態について知ってもらおうというイベントが19日開かれました。

9月17日のクイナの日にちなんで沖縄こどもの国が開催した配信イベントは今年、世界自然遺産に登録されたやんばるの自然や国の天然記念物ヤンバルクイナの生態について知ってもらおうという取り組みです。

ヤンバルクイナの保護活動に取り組む獣医師の中谷裕美子さんはその死因の大半が交通事故や犬や猫による捕食が占めていると説明しました。このためやんばるの道を車で運転する時は日中からライトを付けることや、やんばるの森に犬や猫を捨てないよう呼びかけました。

どうぶつたちの病院沖縄中谷裕美子さん「やんばるを守るためには沖縄県民の協力が不可欠で、ぜひ皆さんも一緒にひとつひとつ取り組んで、やんばるを丸ごと次世代に繋いでいきましょう。」

絶滅が危惧されるヤンバルクイナは2006年に生息数が700羽程度にまで減少しましたが、関係機関の地道な努力で現在は1500羽程度まで回復したとされていて引き続き県民1人ひとりの協力が求められています。

この配信動画はYouTubeで公開されています。

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