緊急事態宣言から4か月 県内の感染状況・解除の見通しは
緊急事態宣言が出されてから23日で4か月となりました。県内の感染状況を踏まえて政府は宣言を解除するかどうか今月28日に正式に決定します。
▽県民は『生活も変わっているし、子供たちの学校の面もあるし、いろいろな面で(宣言は)明けてほしいと思う』「長いですねあまり飲みにいけないのとかうんざりしているところもあるんですけど、しょっちゅう緊急事態宣言出て解除してを繰り返してももう仕方ないかなと思う』『新規感染者が減ってくれているのはうれしいんですけどやっぱりまた次増えるのが心配ではあますね』『とりあえず早く模合を再開したいですね』
県内の新規感染者数は23日まで29日連続で前の週の同じ曜日を下回りました。いっぽう、県内の直近1週間の10万人当たりの新規感染者は66.93人で依然として全国ワーストです。政府が公表した21日時点のデータでは、県内の指標はほとんどがステージ3や4となっていて、東京や大阪など宣言が出されている他の地域も同じような状況にあります。これについて政府の分科会は今月8日、ワクチンが普及し、重症者の割合が減っていること等を踏まえ、宣言の解除に向けて新たな基準を設けました。新たな基準では、病床使用率や重症患者の病床使用率が50パーセント未満であることや、人口10万人あたりの新規感染者数が2週間程継続して安定的に下降傾向にあることを前提としています。これに照らし合わせると県の病床使用率は45パーセント、重症患者の病床使用率は47パーセントでいずれも基準を満たすことになります。宣言が出されている19都道府県全てで新たな基準に当てはまるとみられ、政府は宣言解除に向けた検討に入り28日にも対応を正式に決定する方針です。
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