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首里城再建に向けて議論「芸術文化を発信する場所」
火災で焼失した首里城の再建に向け、大学や研究機関などが議論するシンポジウムがきのう開かれました。
シンポジウムは沖縄県・県立芸術大学・琉球大学の三者が共同で開いたもので、首里城正殿の再建に向けた赤瓦の調査や県産木材の活用など、幅広い分野の研究についてオンラインで報告されました。
基調講演した県立博物館・美術館の田名真之館長は首里城の歴史を振り返りながら、再建の意義や課題について語りました。
▽県立博物館・美術館田名真之館長
「王国文化、芸術文化が集積されていたしそれを発信する場所、それが首里城でした。首里城の歴史を今後どう展開するか令和の復元の中で、それは復元された後になるかもしれませんけれども、それが大きな課題になるだろうなと思っています」
パネルディスカッションでは首里城を中心としたまちづくりについても意見が交わされたほか、再建に向けた今の動きについて情報発信を強化していくべきだと意見が挙がりました。
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