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岸田内閣発足 沖縄担当大臣に西銘恒三郎氏就任 

4日発足した岸田内閣では沖縄担当大臣に西銘恒三郎さんが就任しました。県選出・出身の大臣は5人目となります。玉城知事は週内にも上京し岸田総理や関係閣僚と面談する方向で調整しています。

岸田内閣で沖縄担当大臣に就任したのは県選出で当選5回の西銘恒三郎衆議院議員で、復興大臣を兼務します。

西銘恒三郎沖縄担当相「沖縄が日本の経済成長のけん引役となるよう観光の再生、基地負担軽減のため県民の皆様の思いを受け止めながら関係閣僚と連携のうえ、最善を尽くして参ります。」

西銘大臣は初の入閣で県選出・出身の大臣は5人目となります。また沖縄の基地問題や地位協定など日米同盟に関わる防衛大臣と外務大臣はそれぞれ再任となりました。

岸信夫防衛相「辺野古移設が唯一の解決策でありこの方針に基づいて着実に工事を進めていくという事が普天間飛行場の1日も早い全面返還を実現しその危険性を徐拠する事になると考えます。」

茂木敏充外相「日米同盟の抑止力の強化に取り組んでいきたいと考えています。」

普天間基地の移設問題など辺野古移設を唯一の解決策とする政府の姿勢は新政権にも踏襲された格好です。

宜野湾市民は…「(普天間基地を)返還するなら早く返還してほしいと思うし、そのあとにいろいろな経済的な復興もあると思いますので。」「早めに決定するのではなくて他の案じゃないけどもうちょっと違った解決策とか出てこればいいかなと思います。」

また県選出の新たな大臣の誕生に期待の声も上がりました。

「心強いと思います沖縄の同じ出身の人がなったということは沖縄に対して詳しいから、とても心強く思います。」

新内閣の発足を受けて玉城知事は今月8日にも岸田総理や関係閣僚と面談する方向で調整しています。新たな沖縄振興計画の策定や普天間基地の移設問題の解決に向け対話を呼び掛ける姿勢を示す狙いがあるものとみられます

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