観光産業の緊急支援求め県議会が提言

新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受けた観光関連産業を支援するため、県議会は４日玉城知事に対し緊急政策提言を行いました。

玉城知事を訪ねた県議会の各会派代表は県の観光関連産業の総売上高が新型コロナの感染拡大前より８割も落ち込み、多くの事業者が経営の危機に陥っているとして早急な支援策を求める提言書を手渡しました。

この中ではＰＣＲ検査体制の拡充や、政府の分科会が提唱する「ワクチン・検査パッケージ」の推進による水際対策の強化などを挙げています。

県議会座波一議員「この政策提言を受け、執行部が事業化に向け緊急的に取り組み、第６波を阻止するために取り組まなければならないと考えております。」

玉城知事「県議会の予算確保の後押しなどの協力を得ながら、財源確保にしっかり努めてまいりたい。」

県議会は今年８月に新型コロナの影響を受けている観光産業の再興に向けた条例を全会一致で制定しています。