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強制性交未遂事件初公判 米軍属の男起訴内容認める 検察懲役5年6カ月を求刑
アメリカ軍属の男が路上を歩いていた面識のない女性に性的な暴行を加えようとした罪などに問われている裁判で被告は起訴内容を認めました。検察は卑劣で悪質な犯行だとして懲役5年6ヵ月を求刑しました。
北谷町に住むアメリカ空軍軍属のルシェーン・マッコイ被告(26)は、去年8月、沖縄市の路上でひったくり事件を起こし、さらに今年4月には本島中部の住宅街の路上で面識のない30代の女性に背後からいきなり襲いかかり性的な暴行を加えようとした罪に問われています。
きのうの那覇地方裁判所の初公判でマッコイ被告は「間違いありません」といずれも起訴内容を認めました。検察は「被害者の不意を突いた犯行は卑劣で悪質極まりなく、未遂に終わったのは被害者が抵抗したからで厳しい刑罰が必要不可欠だ」として懲役5年6ヶ月を求刑しました。いっぽう、弁護側は「被告は被害者に金銭的弁償を行い妻がしっかり監督していくと約束している」として、執行猶予付きの判決を求めました。裁判は6日で結審し、判決は今月18日に言い渡されます。
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