東京パラ・メダリスト上与那原寛和選手に２度目の県民栄誉賞

５０歳のレジェンドが自身２度目の受賞です。東京パラリンピックの車いす陸上で２つの銅メダルを獲得した上与那原寛和選手に７日、県民栄誉賞が贈られました。

上与那原選手は東京パラリンピック車いす陸上の２種目で銅メダルに輝き、県勢で初めて同じ大会で２つのメダルを獲得しました。

その栄誉を称え、７日玉城知事から県民栄誉賞が贈られました。

上与那原寛和選手「健常者も障がい者も変わらず夢や目標を必ずもっていると思う。諦めずに前にひとり一人１歩ずつ進んでいていってくれたらありがたいなと思います。」

玉城知事は大舞台で自己ベストを更新する姿はあらゆる世代の人の胸に響いたとその偉業を称えました。

上与那原選手は２００８年の北京大会のマラソンで銀メダルを獲得した際にも県民栄誉賞を受賞していて２度目の受賞は賞の設立以来初めてです。

今年５０歳を迎え「中年の星」とも称される上与那原選手から同年代に向けたメッセージです。

上与那原寛和選手「何か目標をみつけてそこに向かって泡盛だけを飲まず頑張ってほしいと思います。」

上与那原選手は「目の前の１つ１つの大会で結果を残し３年後のパリ大会の代表権を獲得したい」と更なる高みを目指しています。