産後ケアに特化した施設が浦添市にオープン

子どもを出産した母親を支援しようと、助産師が常駐する産後のケアに特化した施設がこのほど浦添市にオープンしました。

浦添市牧港にオープンしたのは産後の悩みや不安を抱える母親とその家族をサポートする施設で、利用者は一時的に子どもを預けたり育児に関する相談をすることができます。

施設の代表を務める島袋綾香さんは現役の助産師で、琉球大学附属病院や大阪府の病院で周産期の妊婦のケアに当たってきました。

▽ｚｅｒｏｐｌａｃｅ島袋綾香代表社員
「大阪でも沖縄県と同じように育児不安を抱えている方や支援者がいないという方もたくさんいたけど、産後ケアにつなぐことによって不安が軽減したという声も多くありました。沖縄県にもぜひ作りたいと考えました」

現在常駐する助産師は島袋さんだけですが、今後は対応できるスタッフを増員する予定で気軽に利用してほしいと呼びかけています。