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ハンセンPFAS 米軍「特定できない」
金武町の水源や水道水から高濃度のPFASが検出された問題で、アメリカ軍は14日、「基地内を調査した結果原因を特定できなかった」とする声明を発表しました。
金武町が去年6月に行った調査では町内に9つある水源のうち、キャンプ・ハンセンに近い3つの水源から国の暫定目標値を上回るPFOS・PFOAが検出され、現在、取水を停止しています。
この問題について14日、アメリカ軍は基地内で予備調査を行った結果「高濃度のPFASが検出された原因を特定できなかった」とする声明を発表しました。
また声明では引き続き調査を行う事に加え、地元自治体の調査に協力する意思も示されています。
町は先週キャンプ・ハンセンが汚染源である可能性があるとして沖縄防衛局に基地内への立ち入り調査を要請しました。
また町では水源に加え水道水からも高濃度のPFASが検出された事を受け、2年後までに町内の水源からの取水を停止し、全ての水を県企業局からの供給に切り替える方向で県と調整しています。
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