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乳児向けパンで10カ月男児が窒息死 国民生活センターが注意呼びかけ
国民生活センターは県内で去年3月、生後10か月の男の子が乳児向けのパンを食べて窒息し死亡していたことを明らかにしました。
窒息事故が起きたのはカネ増製菓の「かぼちゃとにんじんのやさいパン」です。
国民生活センターによりますと県内で去年3月、この商品を食べていた10か月の男の子が保護者が目を離したすきにひとつを丸ごと口に入れて窒息し死亡しました。また静岡県でも今年6月に乳児がのどを詰まらせるケースが起きています。
センターはこの商品について乳幼児にはリスクが高いという判断を示すとともに1歳前後の子どもの窒息事故を防ぐため食べ物は小さく切って与え、飲み込むまで目を離さないよう注意を呼び掛けています。
専門家は「窒息は1分1秒を争うので、小さくちぎってあげていた場合でも万が一顔色が変色して窒息だと判断できた場合には応急措置が非常に重要だ」としています。
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