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帝王切開装い診療報酬騙し取る 産婦人科医を逮捕

実際には施術していない医療行為を施術したように装い、診療報酬を騙し取った疑いで県警は20午後、沖縄市にある産婦人科医の院長を逮捕しました。

20日午後1時半すぎ自宅から出て周囲の様子を確認すると一度自宅に戻り、およそ1時間半後警察の任意同行に応じて捜査車両に乗り込む男。診療報酬を騙し取った詐欺の疑いで逮捕されたあいレディースクリニック院長の北條英史(52)容疑者です。

警察によりますと北條容疑者は2018年6月から7月20日までの間、自然分娩で出産したにも関わらず緊急帝王切開手術だったかのように装い、診療報酬明細書を偽って不正請求し、およそ82万円を騙し取った疑いがもたれています。

県警は7月末にクリニックを家宅捜索し診療報酬明細書などを押収して分析を進め、容疑が固まったとして20日逮捕しました。

警察は捜査に支障が出るとして北條容疑者の認否を明らかにしていませんが、クリニックの関係者によると警察の任意聴取の後「不正が起こっているなんてわからなかった」などと周囲に話していたということです。

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