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産婦人科院長逮捕で謝罪 入院患者の転院など対応急ぐ

帝王切開による出産を装い診療報酬を騙し取ったとして沖縄市の産婦人科院長が逮捕された事件をうけて県医師会などは21日緊急の会見を開き謝罪しました。

この事件は沖縄市にあるあいレディースクリニックの院長北條英史容疑者(52)が、診療報酬およそ82万円を騙し取った詐欺の疑いで20日逮捕されたものです。

県医師会や県産婦人科医会などは会員である北條院長の逮捕をうけて21日、緊急の記者会見を開き謝罪しました。

県医師会安里哲好会長「本件が事実であれば特に高い倫理性が求められる医師に対する信頼を失墜させるものであり、誠に遺憾でございます。」

県産婦人科医会はあいレディースクリニックに医師を派遣し入院していた患者十数人を全員退院させ、このうち出産間近で急を要する患者など3人を県立中部病院などに転院させる措置をとったということです。

残りの入院患者については県立中部病院を受診してもらい今後の対応を検討することにしていて、また通院患者についても中部地区医師会に窓口を設置し相談を呼びかけています。

逮捕されたあいレディースクリニックの北條院長は22日午前、那覇地方検察庁沖縄支部に身柄が送られました。

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