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大量の軽石漂着 辺士名漁港でいけすの魚が160匹あまり死ぬ被害
県内各地に大量の軽石が流れ着いている問題で、国頭村の漁港ではいけすの魚160匹余りが死ぬ被害が確認されました。
国頭村の辺土名漁港では沖に設置されたいけすに軽石が入り込んでいるのが確認されました。いけすで養殖されているのは、サバの仲間「グルクマ」でおよそ300匹のうち160匹余りが死んでいたということです。魚の胃袋からは、細かい軽石が大量に見つかり、漁協はエサと間違えて飲み込んだことが死んだ原因と見ています。
▽国頭漁業協同組合村田佳久組合長「まさか食べるとは想定していなかった」「このいけすだけでも40万円くらいの被害になる」「早く収束してほしい」
このほか、軽石により漁船が漁に出られず休業を余儀なくされていて、漁協では県と協力してこれ以上軽石が港に入り込まないよう入口をフェンスで封鎖するなどの措置を検討しているということです。
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