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在りし日の姿取り戻す過程見て 首里城再建へ見学デッキ完成

あの火災から間もなく2年、再建が進む首里城で来場者が整備の様子を見学できる仮設の通路が完成し、27日から運用が始まります。

このほど完成した見学デッキは北殿があった場所の外側を城壁に沿って囲うように設置され、全長139メートル幅3メートルで車椅子での利用も可能です。

デッキからは円覚寺や龍潭など周囲の景色が見渡せるほか、御庭側の壁には解説板が設置され、前回1992年の復元の際の写真などが掲示されています。

北殿があった場所には来年度首里城正殿の建設に使う木材の倉庫が建設され、その中では原寸大の設計図の作成や木材の加工などが行われます。

仮設デッキは明日から一般供用が始まります。沖縄総合事務局や沖縄美ら島財団は、首里城が在りし日の姿を取り戻す過程を多くの人に見てほしいとしています。

首里城公園は正殿が完成するまで、「首里城祭」を「首里城復興祭」に名称を変え、様々なイベントが開催される予定で、今年は今月30日から3日間開催されます。

木材倉庫が完成すれば仮設デッキから中の様子を見学できるようになるという事です。

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