新型コロナ直撃で観光収入が大幅減　

２０２０年度県内の観光収入は２４８５億円で、前の年度より４５６２億円余り減った事が県のまとめでわかりました。

２０２０年度の入域観光客数は２５８万人余りと、新型コロナウイルスの影響で前の年度よりおよそ６９０万人減少していて観光収入も４５６２億円余り減らし、２４８５億円となりました。

これは年度で統計を取り始めた２００６年度以降最も低く減少額、減少率ともに過去最大となりました。

一方、観光客１人当たりの消費額は９万９９５６円で、前の年度を２万５５３１円上回り過去最も高い水準となっています。

県は新型コロナで落ち込んだ観光需要を喚起するＧｏＴｏトラベルの利用で１人当たりの滞在日数が増え、それに伴い消費額も増えたものと分析しています。