辺土名漁港の軽石除去始まる　

県内各地に大量の軽石が流れ着いている問題で国頭村の辺土名漁港で２９日、軽石の除去作業が始まりました。

仲宗根琢人記者「辺土名漁港では重機を使って海面の軽石を取り除く作業が始まっています。」

国頭村の辺土名漁港では１０月中旬から海面を覆うほどの軽石が流れ込み漁業に深刻な影響が出ています。

県は国の災害復旧事業を活用し、軽石の漂着量が多い辺土名漁港と安田漁港で軽石の除去作業を実施します。

県農業水産整備課・高原景正課長「軽石が漂着して２週間ほど、その間船が出られない状況。知事の方からも早急にやれとアナウンスもありますので現場としても早めに進めたい。」

３０日以降、これ以上港への軽石の流入を防ぐ汚濁防止膜を設置します。

辺土名漁港での作業は２，３週間かかる見通しで県は、安田漁港の軽石の除去についてもなるべく早く作業を進めたい考えです。