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国頭村の辺士名漁港で軽石の流入を防ぐ膜を設置

県内各地に大量の軽石が流れついている問題で、29日から撤去作業が進められている港では30日、軽石が流れ込むのを防ぐための膜が設置されました。

県内では今月中旬ごろから海底火山の噴火が原因とみられる軽石が流れつき漁船が出航できないなど影響が出ています。▽浜田夏海カメラマン『国頭村辺士名漁港の上空です軽石がこれ以上流れ込まないように汚濁防止膜を設置しています』
また、港の内側では軽石を撤去しやすいように膜を引っ張って陸側に寄せている様子も確認されました。港では29日からショベルカーを使って撤去作業を進めていますが、取り除くには数週間かかるとみられています。ところで軽石は30日の衆議院選挙にも影響を与えそうです。南城市の久高島では港に軽石が流れこんだことで定期船の運行が止まっています。このため、選挙管理委員会は海上保安庁や自衛隊のヘリコプターを使って、投票箱を本島に運べるよう検討を進めています。

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