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地域に育てられた洋菓子店 秋の褒章に常連客も祝福 

今年の秋の褒章に県内からは10人が選ばれ、このうち特定の分野で模範となる業績を残した人に贈られる黄綬褒章を県洋菓子協会元会長の宮城源幸さんなど4人が受章しました。

黄綬褒章を受賞した宮城源幸さん「菓子業界としてこの栄誉ある賞をもらえたことに本当に嬉しく思っているのが実感です。」

黄綬褒章を受章した宮城源幸さんです。90年以上続く琉球菓子店の3代目として生まれ家業を継ぎながら、南城市佐敷に28歳の時に自身の菓子パンと洋菓子の店をオープン。

「地域密着」をモットーにクリスマスには福祉施設にケーキをプレゼントするなど創業から38年間地元で愛されてきました。

宮城源幸さん「食べて嬉しかった、おいしかったと言われるのが一番の励み。なかなか客数も少なかった時代から徐々に口コミで増えて、現在はお客様もいっぱい来るようになりまして、地域に育てられた店だと感謝しています。」

きょうは受章の一報を聞きつけ多くの常連客がお祝いに訪れていました。

開店当初からの常連客「パンもケーキも美味しいので宮城さんには地元の皆さんに美味しいパン、ケーキを元気に作ってほしいですね。」

祖母「好きなパンなんだったっけ?」女の子「ウインナー」

常連客「創立当初から通っています。ここに来るとたくさん大量買いします。美味しいので。おめでとうございます。嬉しいです。」

宮城さんは旧盆などでお馴染みのこんぺんやレモンケーキといった沖縄ならではのお菓子も未来に残していきたいと話していました。

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