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「災害対応必要」玉城知事軽石問題で国に支援要請

県内に大量の軽石が流れ着いている問題で、玉城知事は2日、岸防衛大臣などと面談し軽石の除去作業への協力や財政支援を求めました。

岸防衛大臣との面談で玉城知事は、軽石の漂着は県民生活だけでなく自然環境や観光需要の回復などにも影響を及ぼす恐れがあると述べ、必要な場合には軽石の除去に自衛隊の派遣するよう協力を求めました。

玉城知事「やはりこれは災害対応が必要であると。国がしっかりと支援をするという意味では認識は同じ認識でいると思います。」

玉城知事は西銘沖縄担当大臣をはじめ関係省庁の代表と面談し、県と国で連携して軽石の除去にあたることを確認しました。

ところで国頭村の辺土名漁港では海面を覆っていた軽石は、この5日間の除去作業で一見すると一掃されたように見えます。

ただ残った軽石はまだ多いほか汚濁防止膜の隙間から新たに流れ込んでくるものもあり、漁に出られない状況は続いています。

国頭漁協組合村田佳久組合長「ほぼ終わっていたんですけどフェンスを乗り越えたり、テトラポッドの隙間からまた入ってきています。きのうこっちはほとんど無かったんですけど、今日でこれだけ入っているので。」

漁師「(漁に)出れない。これではまだでしょう、まだどんどん(軽石が)入ってくる。」

県は辺士名漁港の軽石の除去の目処がたった段階で、安田漁港の作業に取り掛かる方針です。

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